今日のみ言葉【No.1919】(2019年 1月17日)「信仰生活に必要なこと」

2019年1月17日

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。
(第1テサロニケ5:16-18)

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料理の「さしすせそ」なる古くからの言い伝えがあります。

「さ」は砂糖
「し」は塩
「す」は酢
「せ」はしょうゆ(旧仮名遣いで「せうゆ」)
「そ」は味噌。

実はこれは煮物などを作るときの調味料を入れる順番なのだそうです。

ご家庭の主婦必携アプリのクックパッドではこう説明しています。

「砂糖がいちばん材料にしみ込みにくく、塩やしょうゆを加えてからでは甘みがつきにくい。また酢・しょうゆ・味噌を後にするのはせっかくの香りを飛ばさないためなど、この順番にはさまざまな根拠があります」
https://cookpad.com/cooking_basics/6063

神の品性がじっくり染み渡ったクリスチャンとなるためには、次の4つのことが必要です。

聖書、祈り、礼拝、奉仕です。

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信仰生活に必要な第1番目の要素は、聖書を読むことです。

神の言葉を知らずして信仰が育つことはありません。

信仰とはまず聞くことから始まるからです。

「信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来るのである」
(ローマ10:17)

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第2番目は祈ることです。

聖書を読むことが霊の糧を食することだとすれば、祈りは霊の呼吸にたとえられます。

食事には決まった時間がありますが、呼吸は意識せず常に行っています。

あなたの生活の中で起きるあらゆる出来事に対して、神様に語りかけ、その応答を待ち、自分と神との間のやりとりを常に行っていることが祈りの生活です。

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい」
(ピリピ4:6)

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信仰生活に必要なことの第3番目は、礼拝です。

週に一度、日常の働きを休止し、罪から解放して下さった神を見上げる日を持つのです。

そうすると、煩わしい地上の思いから離れ、

「自分は何のために生きているのか」

「どのような使命があってこの世で生かされているのか」

「そのために今与えられている恵みは何か」

等の霊的思いに満たされます。

そして、同じ信仰を持つ仲間と共に神を礼拝することはあなたの霊性を強め養います。

「ある人たちがいつもしているように、集会をやめることはしないで互に励まし、かの日が近づいているのを見て、ますます、そうしようではないか」
(ヘブル10:25)

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そして4番目は、奉仕です。

これは霊の運動のようなものです。

運動すると疲労がたまるように思いますが、かえって身体内の循環が良くなり、疲れにくい体になります。

それと同じように、奉仕をした分、損をするのではなく、神からの報いを強く感じるようになり、心が満たされていきます。

中村芳子さんは、その著『生きる力を与えてくれる 聖書88の言葉』(ダイヤモンド社)の中でフィナンシャル・プランナーならではの説明として、寄付の実利的効果を説いています。

「人を助けると、自分が困った時も誰かが助けてくれるという安心感を抱くことができる。自分のためにしかお金を使わない人は、困っても誰も助けてくれないという確信を無意識のうちに抱いている。資産がどんなに増えてもこの不安は消えない」

「ふたつめ。寄付した額の何倍も祝福される。お金という形ではないかもしれないが、思いもかけない見返りがある。それがあるからこそ経験者は寄付を続けるのだろう」

人からの見返りを求めず、ただ神が見ていてくださるという信仰での奉仕を続けていきたいものです。

「あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな。それは、あなたのする施しが隠れているためである。すると、隠れた事を見ておられるあなたの父は、報いてくださるであろう」
(マタイ6:3-4)

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最後にあなたへの質問です。

今日の聖句で一番最初に言われていることは何だったでしょうか?

「これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである」

の、「これ」とは何か、ということです。

今日の記事では、聖書、祈り、礼拝、奉仕の4つを挙げましたが、それらすべてを統合して、まず心がけるべきことは、

「いつも喜んでいなさい」
(第1テサロニケ5:16)

ということです。

これが今日の聖句の先頭に来ている言葉だからです。

喜んで聖書を読み、喜んで祈り、喜んで礼拝をし、喜んで奉仕をすること。

喜びなくして今日の4つのことを実践しようとすると、それは「勉強」「掟」「義務」「当番」という無味乾燥なものとなってしまいます。

救いの喜びを基にして信仰生活を送ることです。

そのように喜びから始めて、聖書・祈り・礼拝・奉仕の信仰生活を送っていると、あなたがどんな境遇にあろうとも、さらに喜びの人へと変えられていきます。

神に導かれ、あなたの思いを遥かに越えた最善の道が開かれるからです。

キリストの福音にはその力があるのです。

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救いの喜びを胸に抱いて今日の信仰生活を送って参りましょう。

神の導きと守りによって、感謝と喜びと平安が根底にある生活が待っています。

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