今日のみ言葉【No.1918】(2019年 1月16日)「あなたはわたしに答えられる」

2019年1月16日

わたしに、あなたの恵みのしるしをあらわしてください。そうすれば、わたしを憎む者どもはわたしを見て恥じるでしょう。主よ、あなたはわたしを助け、わたしを慰められたからです。
(詩篇86:17)

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クリスチャンと無神論者の二人のアメリカ人が神の助けについて議論をしていました。

ク:「最近助けられたことはなかった?」

無:「そう言えばアラスカで猛吹雪に遭い、道に迷って立ち往生した時に、雪の大平原の中からエスキモーが二人現れて助けてくれたっけ」

ク:「それこそ神の助けではないか!」

無:「何を言っているんだ。アラスカにはエスキモーがいるんだよ!」

議論は平行線のまま終わったそうです。

クリスチャンは神がいるという前提でものを見ますから、そこに神の存在を認めます。

しかし、神はいないという前提で見ている人にとっては、エスキモーがいる地域でエスキモーと会ったのですから、ラッキーと思ったとしても、当たり前のことが起きたと感じます。

この話からいろいろなことが学べると思いますが、一つには、信仰とは育てるものなのだということです。

積極的に神との関わりを自分の中に探す努力。

これが信仰を育てる秘訣となります。

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詩篇86篇の記者は

「わたしに、あなたの恵みのしるしをあらわしてください」
(詩篇86:17)

と積極的に神に求めています。

それは過去において

「主よ、あなたはわたしを助け、わたしを慰められたからです」
(詩篇86:17)

という体験があったからです。

彼は

「わたしの悩みの日にわたしはあなたに呼ばわります。あなたはわたしに答えられるからです」
(詩篇86:7)

という信仰の告白もしています。

呼べば答える間柄。

神に祈れば、その答が返ってくる。

現代日本的に言えば、メールやLineの返信を必ずしてくれる相手がいるということです。

「あれ、おかしいな…。メルアド間違えて出しちゃったのか?それとも通信障害?」

などと悩むことがなく、また、Lineでは

「既読なのにどうしてスルーなの?」

などということが一切起きない関係が神との間柄なのです。

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ただし、神からの返信は人間の私たちが思い描くのとは違うことがあります。

ですから、神からの祈りの答を積極的に見出していく努力が必要なのです。

自分の思った通りに祈りや願いがかなえられなかった時が特にそうです。

「あ~あ、神様どうして祈りに答えてくれなかったの?」

ではなく、

「神様、今回はこれが祈りの答なのですか。私は聞かれてなんかいないと思ってましたが、あなたの最善が成されているのですね。これから探してみます」

として、自分も神も大切にして生きるのです。

するとそこに神からのあなただけへの祈りの答が見えてきます。

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可能思考で有名なロバート・シュラー牧師の言葉を私訳としてご紹介します。

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私が山に向かうとき、私は決してあきらめない!

頂上に達するまで登り続ける。

通り抜けられる脇道を探す。

その下にトンネルを掘って進むのもいい。

あるいは、じっとそこにたたずみ、神の助けによってその山を金鉱に変える!

“When faced with a mountain, I WILL NOT QUIT! I will keep on striving until I climb over, find a pass through, tunnel underneath, or simply stay and turn the mountain into a gold mine with God’s help!"
(“The Be Happy Attitudes”, p.129)

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呼べば答える神との関係を作る今日として参りましょう。

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