今日のみ言葉【No.3743】(2025年10月 4日)「生活の処方箋(263)『今ある状況を育てる』」
だれが、その日を小さなこととして蔑むのか。人々はゼルバベルの手にある重り縄を見て喜ぶ。これら七つは、全地を行き巡る【主】の目である。」
(ゼカリヤ4:10 新改訳)
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今は不景気だから、自分は年を取ったから等、自分の人生は環境や状況に起因する、と考える人がいます。
もちろん、良い環境を作る努力も大切です。
しかし、
「人生は環境の産物だ」
と信じている限り、必ず、環境によって打ちのめされることになります。
どのような状況にあっても、あなたご自身が、状況を作り変えていく、という心意気をしっかりと養っていくことです。
人生は自分の庭のようなものです。
そこに、美しい草花の種を蒔かなければ、やがて、雑草の種が無数に落ち、雑草に占領されることになります。
優れた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花を育てていきます。
良き人生を生きたいと願うなら、自分の庭を掘り起こし、そこから、不十分なものを取り除き、今ある状況を育てることです。
心したいものです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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今日の聖句は、バビロン捕囚から帰還した民を励ますために与えられました。
「だれが、その日を小さなこととして蔑むのか。人々はゼルバベルの手にある重り縄を見て喜ぶ。これら七つは、全地を行き巡る【主】の目である」
(ゼカリヤ4:10 新改訳)
彼らは不景気や高齢化という問題を遙かに上回る状況にいました。
70年間も荒れ放題だったエルサレムに、神殿を再建しようとしていたからです。
イスラエルの民は、以前のソロモン神殿の栄光を知っていました。
それに比べれば、はるかに貧しく小さな再建プロジェクトですから、
「こんな小さな始まりで、本当に神殿が再建できるのだろうか」
と絶望していたのです。
預言者ゼカリヤは、そのような民の心に、
「始まりが小さくても、それは侮るべきではない」
と神のメッセージを伝えます。
重要なのは、神の導きと力が共にあるということです。
「これは権勢によらず、能力によらず、わたしの霊によるのである」
(ゼカリヤ4:6)
あなたの目標や現在の状況がどれほど小さく見えても、それが神によって導かれているなら、その小さな始まりこそが将来の偉大な成果の土台となります。
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今ある状況を育てるには、小さな始まりを軽視しないことです。
ここから始めると決心し、今日の一日を充実させていきましょう。
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