今日のみ言葉【No.3676】(2025年 7月 7日)「生活の処方箋(243)『人生時計』」
あすのことを誇ってはならない、一日のうちに何がおこるかを知ることができないからだ。
(箴言27:1)
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人生時計でいうと、あなたは、今何時を生きていらっしゃいますか?
個人差はもちろんありますが、数字上、私たちの精一杯働ける年齢を72歳と限定した場合、これを3で割ると24、すなわち、一日の時間(24時間)と同じことになります。
あなたの年齢を3で割ると、あなたの人生時計の時間が出ます。
12歳ならば、3で割ると4,すなわち、午前4時となり、20歳なら3で割ると6.7、すなわち、午前6時42分。
あなたが今60歳ならば20,すなわち午後8時で、一日の一家団らんの最も楽しい時かもしれません。
この人生時計の特徴は、1秒の誤差もなく動くこと、同時に、いつ止まるかはわからないということです。
さて、あなたは今、何時を生きていらっしゃいますか。
与えられた「今」の時間を、精一杯生きたいものです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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日本人の平均寿命は、男女ともに80代半ばに達しています。
医学の進歩によって平均寿命が延びているのは良いことです。
しかし、全員がこの年齢まで生きるのではありません。
約半分の人がこの年齢に達する前に亡くなります。
これが「平均寿命」という統計上の数値の背後にある真実です。
聖書は、未来に対して、人間はいかに無力な存在であるかをこう指摘しています。
「あすのことを誇ってはならない、一日のうちに何がおこるかを知ることができないからだ」
(箴言27:1)
ですから、確実に与えられている「今日」という時間を大切にし、その中で自分ができうる最善を尽くすことが、人間のなすべき本分であり、人生をよりよく生きる知恵なのです。
イエス・キリストはこう語られました。
「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である」
(マタイ6:34)
どんなに綿密に未来の計画を立てても、明日何が起こるか分からないのが現実の人生です。
神が与えてくださった今日の課題に目を向け、それを精一杯生きることが、神が私たちに与えようとしておられる祝福をいただく秘訣です。
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「今日」という時間を大切にし、精一杯生きる日として参りましょう。
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