今日のみ言葉【No.3675】(2025年 7月 5日)「生活の処方箋(242)『内なる思い』」

水にうつせば顔と顔とが応じるように、人の心はその人をうつす。
(箴言27:19)

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外から受ける刺激に対して、五感で受け取る割合は、視覚が83%、聴覚が11%、嗅覚は3.5%、味覚が1%、触覚が1.5%です。

私たちは、よく

「第一印象が大切」

と言います。

目から入るものが8割を占めるからのようです。

さりげない仕草、身のこなし、キザでなくとも、すがすがしく、相手に好感を持っていただけるような振る舞いを心がけたいものです。

しかし、外側も内側も一つの表現ですから、外だけでなく、内なる気持ちをいつも前向き肯定的に建設的に生きることが結実として外に現れるということにもなります。

また、逆に、内側が沈んでいる時にこそ、外側を整えてみると、内側に反映するという作用があるようです。

百聞は一見に如かず。

見えるものに時に心配ることも大切のようです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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知恵と教訓を集めた書である箴言に、このような言葉があります。

「水にうつせば顔と顔とが応じるように、人の心はその人をうつす」
(箴言27:19)

水面に顔を向けると、自分の顔が映ります。

そのように、内面の状態が、その人の性格、行動、態度という外面にそのまま反映されるという真理です。

私たちの言葉や行動は、目に見えない内なる心と深く結びついているのです。

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またその逆に、気持ちが伴わないときでも、外側の行動を変えることで、内なる気持ちが影響を受けて変わっていくこともあります。

詩篇第42篇の記者は、そのことを実践しています。

彼は自分の心が思い乱れていることを、正確に自覚しています。

「わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか」
(詩篇42:5)

彼の対処法はこうです。

「神を待ち望め」
(詩篇42:5)

そして、外側の行動を起こすことによって、内側の気持ちを変えていく様が、こう表現されています。

「わたしはなおわが助け、わが神なる主をほめたたえるであろう」
(詩篇42:5)

主をほめたたえ、賛美するという行動を通して、彼は自分の心を絶望から希望へ、不信から神への堅い信仰へと向かわせているのです。

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内にも外にも心を配る今日として参りましょう。

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