今日のみ言葉【No.3649】(2025年 6月 5日)「主なる神(1)」

神はモーセに言われた、「わたしは主である。
(出エジプト記6:2)

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私の名前は「丸山芳浩」ですが、この名前で呼ばれることは滅多にありません。

教会では「先生」、家族の間で「パパ」、銀行では「24番の方」などと番号で呼ばれます。

それぞれに共通するのは、「役割」に基づいた呼び名であるということです。

しかし、固有名詞としての名前は、役割ではなく、その人自身を指すものです。

神はモーセに対して、ご自身の名前を明かされ、個人的な関わりを持たれる神であることを啓示されました。

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旧約聖書では、時代を追って神の名前が明らかにされています。

アブラハム以前の時代、ヘブル語の「エロヒム」(神)という語が神の名前として使われていました。

その後の族長たち(アブラハム、イサク、ヤコブ)の時代には、「エル・シャダイ」(全能の神)という名で現れ、モーセの時代、神は「ヤハウェ」(主)という名で自身を啓示されました。

「神はモーセに言われた、『わたしは主である」
(出エジプト記6:2)

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この「ヤハウェ」(主)という名こそが、神の固有名詞です。

では、神はこの「主」という名前によって、何を表そうとされたのでしょうか。

まず、「エロヒム」という名には、力と威厳を持つ創造主という側面が感じられます。

また、「エル・シャダイ」では、全能者として、族長たちにカナンの地を与えるという契約を守り、成就される神の姿が表わされています。

しかし、「ヤハウェ」(主)としてご自身を示された神は、さらに個人的な存在であり、私たち一人ひとりと関係を結ぼうとされる真実な神であることを明かされているのです。

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神と親しく交わって良いのです。

主なる神との交流を、祈りを通して行って参りましょう。

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