今日のみ言葉【No.3650】(2025年 6月 6日)「終末時代と再臨(3)」
しかし、彼はまず多くの苦しみを受け、またこの時代の人々に捨てられねばならない。
(ルカ17:25)
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4月、ツバメが田んぼの水たまりを何度も往復しています。
巣作りのために、泥を集めているのです。
ツバメはあえて家の軒先など、人目につく場所に巣を作ります。
人間がいることで、ヘビやカラスといった天敵が近づきにくくなるからです。
親鳥はこのような苦労を重ねて、雛を育て上げます。
そして、巣立ちは本当にあっという間に訪れ、巣は空っぽになります。
キリストの再臨も、ツバメの巣立ちのように突然やって来ます。
しかし、それに至るまでには、数々の手順が必要です。
特に、「十字架の犠牲」という、莫大な代価の支払いが不可欠であることを語っているのが今日の聖句です。
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終末・再臨・神の国の到来は、いきなりは来ません。
その前に十字架の出来事が起こらなければなりません。
それを言っているのが25節です。
「しかし、彼はまず多くの苦しみを受け、またこの時代の人々に捨てられねばならない」
(ルカ17:25)
イエス様はこの時代の人々に苦しめられ、殺されるのです。
これを聞いた弟子たちは、同じ受難告知を何度も聞かされていました。
しかし、まったく理解しませんでした。
なぜなら、彼らはイエス様がユダヤの王になる思っていたからです。
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私たち人類の罪の負債は巨額なのです。
神はそれをうやむやにして、ごまかすことはなさいません。
借金があれば、それをきっちり払う。
これが神のやり方です。
そのために、巨額の罪の借金を上回るほどの支払いを用意して下さいました。
それがイエス・キリストの十字架です。
神は、何の罪も無い、しかもご自分のたった一人の子であるイエス・キリストを十字架につけ、本来、私たちが払うべき罪の代価を、キリストの命でもって代わりに払って下さいました。
「これで罪の借金はきれいさっぱり払われたから、安心して私の前に出てきなさい」
と、神は、イエスを救い主と信じる者の罪を赦し、無条件で迎えてくださるのです。
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神の国は安易な形では来ません。
キリストの莫大な犠牲があったことを知り、感謝を持って再臨を待ち望んで参りましょう。
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