今日のみ言葉【No.2364】(2020年 9月26日)「神の御手にゆだねる」
わたしの舌に一言もないのに、主よ、あなたはことごとくそれを知られます。あなたは後から、前からわたしを囲み、わたしの上にみ手をおかれます。
(詩篇139:4-5)
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ペットたちのおもしろ動画を見ると心なごみます。
猫は見知らぬ相手が接近してくると、警戒して猫パンチを繰り出しますが、飼い主の手が喉元に来るのには無抵抗です。
やさしく、気持ちよく撫でられ、自分が愛されることを知っているからです。
神も私たちに接近してこられますが、神をどう見るかで警戒か安心か、人間の反応が分かれます。
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神は全知の神であることが詩篇139篇のテーマです。
私たちが祈りの声をあげる前から、神はその思うところを知っておられるとあります。
「わたしの舌に一言もないのに、主よ、あなたはことごとくそれを知られます」
(詩篇139:4)
神は私たちと密着しておられるのです。
「あなたは後から、前からわたしを囲み、わたしの上にみ手をおかれます」
(詩篇139:5)
このことを、先ほどの猫の飼い主と見るか、得体の知れない相手と見るかで私たちの反応は変わってきます。
詩篇139篇の記者は後者の方でした。
彼は神の接近を煩わしく感じ、神の御前から逃げ出そうとします。
しかし、神は愛ゆえにどこまでも追いかけてきます。
「わたしはどこへ行って、あなたのみ前をのがれましょうか」
(詩篇139:7)
逃れることのできない絶望感がこう表されています。
「わたしが天にのぼっても、あなたはそこにおられます。わたしが陰府に床を設けても、あなたはそこにおられます」
(詩篇139:8)
とうとう彼は精神的に神を拒絶しようとします。
「やみはわたしをおおい、わたしを囲む光は夜となれ」
(詩篇139:11)
しかし、それすらも神の前では無力です。
「あなたには、やみも暗くはなく、夜も昼のように輝きます。あなたには、やみも光も異なることはありません」
(詩篇139:12)
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神が私たちの全生涯を一分の隙もなく知っておられるということは、現代的に言えば、個人情報が筒抜けになっていて、私の行動のすべてが記録されているということですから、利用されたら恐ろしいことになります。
しかし、神が私たちを「囲む」のも「み手をおかれる」のも、敵意からではなく、私たちを守るためです。
その神の愛を知ることにより、恐怖は慰めに変わります。
私たちができることは、愛の神がおられるのだと信じることです。
その神に
「私の人生はこれからどうなるかわからないけど、あなたがすべてを知っておられて、私のために最善の道を用意し、いつもいっしょにいて囲んでくださるのだから、その最も正しい道を安心して進んでいきます」
と、ゆだねて生きる時、平安な人生を送ることができるのです。
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神の愛の御手に我が身をゆだねる今日として参りましょう。
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