今日のみ言葉【No.3448】(2024年 9月 9日)「生活の処方箋(164)『一寸千貫』」

2024年9月14日

(川島材木店サイトより)

わたしは、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりびとりに言う。思うべき限度を越えて思いあがることなく、むしろ、神が各自に分け与えられた信仰の量りにしたがって、慎み深く思うべきである。
(ローマ12:3)

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人様に向けて語る、あるいは、文章を書き認(したた)める場合、品格のあるものとは、どのようなものを言うのでしょうか。

私などは、多くの方に聞いていただく立場に立ちますが、聴衆をおもしろがらせようとして、それを意識しすぎると、つい、品格が落ちるようです。

自分自身を生きていないと、他者に対して上段に構えるか、あるいは、卑下するかのどちらかに傾きやすいものです。

「一寸千貫(いっすんせんがん)」

と言いますが、

「私は私以上でも私以下でもない」

と、自分自身をしっかりと生き、よく学び、学んだことを体験とし、咀嚼(そしゃく)していることです。

その実体から語る時にのみ、自己満足ではない、相手のお役に立つ働きが可能です。

思うに易く、語るに単純ですが、この道を極めるのは至難の業です。

そのように願いつつ、一瞬、一瞬を生き切っていくことに尽きるようです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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「神が各自に分け与えられた信仰の量り」
(ローマ12:3)

というものがあります。

「できる」と自分を過大評価することでもなく、「できない」と過小評価することでもなく、自分のありのままをそのまま見るのです。

一寸千貫。

一寸角(一辺が約3.03cm)の細い柱が千貫(約3750kg)の重みに耐えることができるのは、その柱がまっすぐ立っているからです。

自分は細く小さいものであることを認め、しかし、それでダメだとあきらめてしまうのではなく、まっすぐ神に向かって立てば、約4トンの重みに耐え、神の家である教会を支えることができると信じて立ち続けるのです。

そこに神の力が働きます。

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信仰の量りにしたがって、慎み深く思う今日でありますように…。

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