今日のみ言葉【No.3447】(2024年 9月 7日)「生活の処方箋(163)『腹が立ったら』」
わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしは手本を示したのだ。
(ヨハネ13:15)
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腹が立ったり、ムカッときたら、それは簡単です。
「いつの間にか自分が偉くなったのだ」
と、早く悟ることが近道です。
初めは
「させていただいている」
つもりが、
「してやっている」
とすり替わっていることがありますから。
水が低きに流れるように、謙虚に歩んでいれば、喜びのエネルギーがあなたの内から枯れることはないのです。
それでも人間関係で憤りを感じる時に、こちらではなく、相手に非のあることもあるでしょう。
「なんて相手は傲慢だ。少し謙虚に生きればいい」
と思う時に、そのように言葉で言っても、何の助けにもなりません。
あまりにも説教や説明が氾濫し尽くしているのですから。
謙虚にと思うのなら、その謙虚の実体を、言葉ではなく、私たちの生き方を通して、相手に触れていただくのです。
必ず、相手に実体が伝わっていくことでしょう。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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イエス様は「人に仕える」ことを教えるために、言葉でなく、その実体でもって弟子たちに伝えました。
それがヨハネ13章の洗足の記事です。
当時、人の足を洗うことは奴隷の仕事でした。
しかし、イエス様ご自身がそれを自発的に行い、
「わたしがあなたがたにしたことがわかるか」
(ヨハネ13:12)
と弟子たちに尋ねられました。
教師として上に立つはずのイエス様が、最も下の者の仕事をなさった…。
これが人に仕えるということであり、愛するとはこういうことだと弟子たちに教えられたのです。
ただし、それだけでは、
「先生は好きでやっているんでしょ」
と、こちらの真意が伝わらない場合があります。
イエス様は、
「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしは手本を示したのだ」
(ヨハネ13:15)
と言われ、その意を明らかになさいました。
実体のある指導とはこのようなものです。
相手の行動に腹が立ったら、こちらの感情をぶつけるのではなく、行動で手本を示し、実体のある言葉で理論を説き、指導する。
このような理想を目指し、修練を重ねていきたいものです。
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キリストの手本に倣う今日として参りましょう。
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