今日のみ言葉【No.3447】(2024年 9月 7日)「生活の処方箋(163)『腹が立ったら』」

2024年9月14日

わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしは手本を示したのだ。
(ヨハネ13:15)

——————

腹が立ったり、ムカッときたら、それは簡単です。

「いつの間にか自分が偉くなったのだ」

と、早く悟ることが近道です。

初めは

「させていただいている」

つもりが、

「してやっている」

とすり替わっていることがありますから。

水が低きに流れるように、謙虚に歩んでいれば、喜びのエネルギーがあなたの内から枯れることはないのです。

それでも人間関係で憤りを感じる時に、こちらではなく、相手に非のあることもあるでしょう。

「なんて相手は傲慢だ。少し謙虚に生きればいい」

と思う時に、そのように言葉で言っても、何の助けにもなりません。

あまりにも説教や説明が氾濫し尽くしているのですから。

謙虚にと思うのなら、その謙虚の実体を、言葉ではなく、私たちの生き方を通して、相手に触れていただくのです。

必ず、相手に実体が伝わっていくことでしょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

-*-*-*-*-*-*-

イエス様は「人に仕える」ことを教えるために、言葉でなく、その実体でもって弟子たちに伝えました。

それがヨハネ13章の洗足の記事です。

当時、人の足を洗うことは奴隷の仕事でした。

しかし、イエス様ご自身がそれを自発的に行い、

「わたしがあなたがたにしたことがわかるか」
(ヨハネ13:12)

と弟子たちに尋ねられました。

教師として上に立つはずのイエス様が、最も下の者の仕事をなさった…。

これが人に仕えるということであり、愛するとはこういうことだと弟子たちに教えられたのです。

ただし、それだけでは、

「先生は好きでやっているんでしょ」

と、こちらの真意が伝わらない場合があります。

イエス様は、

「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしは手本を示したのだ」
(ヨハネ13:15)

と言われ、その意を明らかになさいました。

実体のある指導とはこのようなものです。

相手の行動に腹が立ったら、こちらの感情をぶつけるのではなく、行動で手本を示し、実体のある言葉で理論を説き、指導する。

このような理想を目指し、修練を重ねていきたいものです。

-*-*-*-*-*-*-

キリストの手本に倣う今日として参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-

□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■YouTube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru

■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。

☆御言葉メールをお申し込みになりたい方は
reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)

★御言葉メールを停止したい方は
del@mikotoba.org