今日のみ言葉【No.964】(2015年 1月26日)
どうぞ主、天と地を造られた者、シオンからあなたを祝福されるように。
(詩篇134:3)
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アベノミクスで円安でとなり、経済的面の他に意外な効果が出ています。
それは中国人の日本人に対するイメージが変わりつつあることです。
円安で海外旅行に行きやすくなり、日本旅行に来られる中国の方が過去最高を更新し続けています。
そして実際の日本を体験し、そのおもてなしや清潔感あふれる街、実際の日本人の親切に触れ、反日の思いが覆されたというブログがインターネット上にたくさん見受けられるようになっています。
大いに祝福を味わい、お互いの理解と交流のために役立ててもらえればと思います。
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都もうでの歌の最後がこの詩篇第134篇です。
巡礼者たちが神殿を出て帰る際に、神殿の奉仕をする祭司たちに祝福を祈ります。
それに呼応して祭司側が祝福を返す形となっています。
今の教会で言うと、1-2節が頌栄で3節が祝祷ということになります。
祝祷の基本形はアロンの祝祷です。
「願わくは主があなたを祝福し、あなたを守られるように。願わくは主がみ顔をもってあなたを照し、あなたを恵まれるように。願わくは主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように」
(民数記6:24-26)
新約時代には、コリント人への第2の手紙の最終節が使われるようになりました。
「主イエス・キリストの恵みと、神の愛と、聖霊の交わりとが、あなたがた一同と共にあるように。」
(第2コリント13:13)
霊とまこととをもって神を礼拝した後、祝福を祈られて私たちは自分たちの持ち場へ帰るのです。
ですから、礼拝をした後は、祝福が与えられていることを信じ、それを探し出す日々とすることが正しい態度です。
それは「もっと、もっと」と膨らむ人間の欲望の充足ではなく、どんな小さな所にも感謝を見出していく生き方です。
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東日本大震災の直後、避難所で最初のおにぎりが配給されました。
「数が足りなくて申し訳ありません。二人で1個でお願いいたします。」
というアナウンスに、
「半分しか食べられないとはどういうことだ!」
と憤慨する老夫婦の横で、同じ年頃の老夫婦は
「こんな時におにぎりが与えられて、分け合えるなんて幸せですね」
と笑顔で語り合っていました。
今までの数十年、どのように生きてきたのか一瞬でわかる出来事でした。
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今週も神の祝福を見出す一日々々として参りましょう。
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