今日のみ言葉【No.3238】(2023年12月 4日)「生活の処方箋(96)『生かされている』」

(Amazonサイトより)

主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。
(創世記2:7)

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天才テノール歌手として一世を風靡したベー・チェチョル氏は、偉大なオペラ歌手として韓国人初、東洋人初のソリストを務められました。

しかし、その絶頂期に甲状腺ガンを患い、手術を受け、医師から

「再び歌うのは、片足で走るようなもの」

と宣告されました。

その宣告にもめげず、彼はリハビリを開始。

彼は地道な努力を続けました。

その中で、声帯が十分機能していないことが判明。

友人の助けを得て日本で声帯の手術を受けました。

それでも

「完全に前の声を取り戻すことはできない」

と医師からは言われました。

甲状腺ガンの手術から3年。

数々の試練を乗り越え、再び舞台でプロとして歌うことができるようになったのです。

病や試練を得て、もう一度新たに生きていくこと以上に、

「今、生かされている」

という感謝を生きることこそが、日々感動する人生の源です。

今週もこのことを思いめぐらしたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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神は最初の人間であるアダムを、

「主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった」
(創世記2:7)

として生きた者として創造された、と聖書に記されています。

命の息が吹き入れられることで人が生きた者となったということは、人間は神によって生かされている存在だということです。

「息」という単語は、原語のヘブル語で「ルアッハ」と言いますが、この語には、「息」の他に「霊」「風」という意味があります。

息と霊と風は同じルアッハです。

つまり、神によって命の息が吹き入れられ、生きた者となった人間は、霊的存在として生きているということになります。

そのことに気づかされた時、人は生かされていることに感動を覚え、神と自分がつながっていることに喜びを覚えるのです。

思うように行かない人生の中にあって、私は生かされている。

このことに気づく時、自分の頑張りを捨てることができ、神にゆだねて生きる人生が始まります。

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生かされていることを思いめぐらす今日として参りましょう。

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