今日のみ言葉【No.3387】(2024年 6月21日)「偽善の結果の預言(1)」
そこで言われた、「神の国は何に似ているか。またそれを何にたとえようか。
(ルカ13:18)
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「言ってることとやってることが違うじゃないか!」
と非難されたことはありませんか?
その通りならそれを認めて行動を変えれば良いのです。
また、身に覚えのないことなら今まで通りに生きていけば良いのです。
会堂司は自分の矛盾と偽善に気がつき、恥じ入りました。
このような流れの文脈の中で、今日の箇所を読んでいかなければなりません。
聖書にとどまらず、どんな文章でも、その一文単独だけを切り取って解釈すると、誤りに陥る可能性があります。
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イエス様は、
「そこで言われた」
(ルカ13:18)
ということですから、今までの流れを受けて、これからその内容を深めて言おうとしておられます。
「神の国は何に似ているか。またそれを何にたとえようか」
(ルカ13:18)
イエス様は急に「神の国」について語り出されました。
私たちは「神の国」というと、肉体の死後に行く天国を思い浮かべたり、神が支配される公平な世界をイメージしたりしますが、ここでの「神の国」という言葉はそれとは別の意味で使われています。
なぜなら、指導者の偽善という文脈の中で語られているからです。
会堂司に代表される指導者たちには、本音と建て前の違い、実際にやっていることと公に語っていることの違いがあったのだということを頭に入れて読まなければなりません。
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さて、その神の国とは、
「一粒のからし種のようなものである。ある人がそれを取って庭にまくと、育って木となり、空の鳥もその枝に宿るようになる」
(ルカ13:19)
と、一粒のからし種のようなものだとイエス様は言われました。
実はここでの「神の国」は天国のことではなく、聖霊降臨後の地上のキリスト教世界のことなのです。
この説明は長くなるので、次回以降に譲ります。
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大きな流れの中で今日の一日があることを覚え、聖書を読んで参りましょう。
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