今日のみ言葉【No.3388】(2024年 6月22日)「生活の処方箋(144)『ニューヨークの地下鉄』」

Subway train passengers disembark at Grand Central Terminal in New York City in late May. | AFP-JIJI

 

神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。わたしに悪しき道のあるかないかを見て、わたしをとこしえの道に導いてください。
(詩篇139:23-24)

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かつて、ニューヨークの地下鉄は、その汚れと治安の悪さで世界一と言われました。

そこに地下鉄公団総裁としてデビット・ガン氏が就任し、改革を行い、ニューヨーク全体に影響を及ぼしたのです。

それは犯罪学者が発表した『割れた窓』の理論で、割れたまま修復されない窓ガラスが一つあると、そこから強力なバイ菌が入り込むように、汚れをそのままにしておくと、悪い雰囲気が広がり、犯罪の呼び水となるというものです。

そこで落書きを消し、汚れは落としました。

このことにより、地下鉄はまったく変革したのです。

この改革に感動した、当時のジュリアーニ市長は、街全体に試み、ニューヨークの犯罪は激減したのです。

小さな汚れを放置し、だらしない雰囲気を作らないことが、あなたに豊かさを呼び込むのです。

心してみたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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「聖霊の照明」という言葉があります。

聖書を読む時、また、御言葉の解き明かしの説教を聞く時、聖霊が働いて理解を助けて下さるのです。

それはあたかも、闇夜の中で灯りがともされ、輝く照明によって行くべき道が示されるかのようです。

今日の聖句は、その聖霊の照明を自分の心に当てて、汚れの有無をチェックしてもらおうとしている箇所です。

「神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。わたしに悪しき道のあるかないかを見て、わたしをとこしえの道に導いてください」
(詩篇139:23-24)

今日一日の終わりの時、この御言葉を唱え、心の内を聖霊に照らし出してもらい、探っていただきましょう。

そうすると、まるでスライドショーを見るが如く、私たちの罪が次々と示されます。

驚いたり、がっかりしたりすることなく、その一つ一つを神に申し上げ、ヨハネの第一の手紙1章9節の約束により、赦しをいただくのです。

「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる」
(第1ヨハネ1:9)

こうやって心の汚れを落とし、すべての不義をきよめていただくと、心地よい眠りに導かれます。

毎日そのようにすることにより、明るく平穏な気持ちで目覚めの朝を迎えるのです。

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心のきよめを行う毎日として参りましょう。

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