今日のみ言葉【No.3329】(2024年 4月 6日)「生活の処方箋(125)『信じ続ける』」
イエスは彼に言われた、「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」。
(マルコ9:23)
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1920年代、ジョセフ・ストラウスは、サンフランシスコ湾にたたずんでいました。
前には、サンフランシスコ湾とマリン島に挟まれたゴールデンゲート海峡が横たわっています。
彼は、全長1280メートル、水面からの高さ230メートルという勇壮な吊り橋を発案しました。
橋の建設は1933年に始まり、1937年に完成。
これが有名な『金門橋(ゴールデン・ゲート・ブリッジ)』です。
この金門橋は、1964年にニューヨークのヴェラザノ・ナローズ橋が完成するまで世界一長い吊り橋でした。
ニューヨークの自由の女神と共に、太平洋側のシンボルとして、毎年、大勢の観光客を魅了します。
あなたの人生においても、願うことと現実の間に大きな隔たりがあったり、実現不可能と思われる問題があるかもしれません。
しかし、「必ずできる」と信じ続け、人生の中の様々な出来事の間に、橋を架けていきたいものです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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イエス様は、
「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」
(マルコ9:23)
と言われました。
この一句だけ切り取って、
「信ずれば何事も可能だ」
と言い切るのは誤りです。
この言葉が言われた状況、書かれてある文脈を無視しているからです。
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これは、悪霊に憑かれている息子を助けて下さいと願う父親に対して言われた言葉です。
父親は、
「霊はたびたび、この子を火の中、水の中に投げ入れて、殺そうとしました。しかしできますれば、わたしどもをあわれんでお助けください」
(マルコ9:22)
と言ってイエス様に悪霊の追い出しを願いました。
イエス様は、「できますれば」という言葉に、父親の信仰の欠けた部分があることを指摘されたのです。
そこで、
「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」
(マルコ9:23)
と強い口調で彼に警告を発しました。
聖書には、その子の父親はすぐ叫んでこう言ったと記されています。
「信じます。不信仰なわたしを、お助けください」
(マルコ9:24)
これが彼のあるがままの100%の信仰です。
まだまだ信じ切ることができない自分だが、この子の癒やしを信じます、という相反する気持ちを持った自分そのもので、
「そんな私でも助けて下さい。あなたが癒して下さることを信じております」
と訴えざるを得なかったのです。
イエス様は彼のその信仰によって働いて下さり、子の悪霊は追い出されました。
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必ずできると信じ続ける合間には、信仰と不信仰の波に揺らされるものです。
しかし、そこに橋を架け、堂々と現実を渡らせて下さるのがイエス様です。
キリストに信頼し、不十分なありのままの姿の信仰で今日の課題に挑んで参りましょう。
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