今日のみ言葉【No.3504】(2024年11月18日)「生活の処方箋(188)『いつも「始まり」』」
あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。
(ピリピ2:13)
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日本は世界有数の長寿国となりました。
やはり元気で長生きするコツは、いつも心若くし、変化を恐れず挑戦することのようです。
私は、大学院時代の3年をアメリカのケンタッキーで過ごしました。
そこで、ケンタッキー・フライド・チキンを68歳で始めたカーネル・サンダース氏にお目にかかりました。
その生き生きとした姿を、今でも忘れることができません。
また、サンフランシスコ州立大学学長を務めたS・I・ハヤカワ氏は、70歳で上院議員になり、活躍なさいました。
人生をいつも「始まり」と生きる人にとって、不可能はないようです。
すでにお年を召している人も若い人も、今からそのように生きても、決して遅すぎることも、早すぎることもありません。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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聖書は神を第一原因とします。
「はじめに神は天と地とを創造された」
(創世記1:1)
とあるように、世界は神が始められたからです。
私たちが御心にかなった願いや祈りをしようとするのも、実は私たちが出発点ではなく、
「あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである」
(ピリピ2:13)
とあるように、神が最初に働きかけた結果であるとされています。
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これだけですと、
「人間は神のロボットか?」
と思われるかもしれません。
自分が考えることは、すべて事前に神が仕組んだことなのかという疑問が湧くからです。
そんなことはありません。
聖書は、神は人間が自由に選べるようにした、と述べています。
創世記で、アダムとエバは善悪を知る木の実を食べてはならないと命じられていましたが、神はその木の実を絶対に食べられないように、周りに高い柵を設けていたなどとは書かれていません。
それを食べることも食べないことも、あくまで人間が自由にできるようにしておかれたのです。
なぜそうなさったのでしょう?
自由でなければ、その人の決断が本物であるかどうかが分からないからです。
そして、その自由が100%保証されていたがゆえに、人はその自由を間違った選択の方に使うことができたのです。
アダムとエバが罪を犯したのは、神がそうさせたのではありません。
それは彼らが自分の意志で選んだことです。
しかし、聖書の考え方では、神を第一原因としますので、神がアダムとエバを自由にさせた結果としてそうなったと考えます。
これは、出エジプトの際に、
「主はパロの心をかたくなにされたので」
(出エジプト記9:12)
という所でも見られます。
主がパロの心をコントロールして逆らわせたのではありません。
神はモーセを通して、イスラエルの民を解放せよとのメッセージを与え、パロに自由な選択を与えました。
その結果、パロは自分の自由を行使し、神に逆らう道を選んだのです。
しかし、聖書では、神はすべてを導く「第一原因」だとするので、このような表現が使われているのです。
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あなたはあなたの自由な選択で始められます。
始めることはあなたがいつでもできるのです。
しかし、その際に、神が与えた自由を行使させていただいていることをお忘れなく。
そこに、神の御心を尊重して行動していく決断が生まれます。
神の御心を意識し、まず一歩踏み出していく今日として参りましょう。
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