今日のみ言葉【No.22】(2011年 4月11日)
「しかし主はサムエルに言われた、『顔かたちや身のたけを見てはならない。わたしはすでにその人を捨てた。わたしが見るところは人とは異なる。人は外の顔かたちを見、主は心を見る』。」
(サムエル記上16:7)
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今日の聖句は、祭司サムエルが新しい王を任命する時に神から語られた言葉です。
サムエルはエッサイの7人の息子たちの中に神が選ばれた人がいる、ということしか知らされていませんでした。そこで彼は背丈が高く立派そうな長兄エリアブに目をつけました。
しかし、主なる神は、「人間は外見や目に見えるところで判断するが、私はその人の心の中を見て判断するのだよ」、と告げられ、末っ子で一番小さい羊飼いダビデを新しい王として示されたのです。
後に、敵の巨人ゴリアテがこの二人の試金石となります。
少年ダビデは神の力を信じて、敵の巨人に立ち向かおうとします。この時、兄のエリアブは、「おまえには無理だ。思い上がるな」と弟ダビデをいさめました。しかし、結果として、ダビデはゴリアテを倒し、勝利を得ました。まさしく神の見立ては正しかったのです。
私たちはこの聖書の記事から何を学んだらいいのでしょうか?
自分の力は小さく、弱く見えたとしても、心の中に、「主にあって出来る」という思いを持っていることが大事だということが一つ。
もう一つは、そのような「全能の神にあって出来る」という思いを持っているあなたの心を神はご存知であり、そのような人物を世界中で見いだしたいと願っておられるということです。
今日もまた否定的情報から心を持ち上げる修練の一日となることでしょう。一歩々々進んでいきましょう。そして、事の本質を見極める力をいただきながら歩んで参りましょう。
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