今日のみ言葉(2012年 1月24日)【No.226】
「彼がまだ話し終えないうちに、たちまち、輝く雲が彼らをおおい、そして雲の中から声がした、『これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である。これに聞け』」
(マタイ17:5)
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今日の聖書個所は、イエス様が本来の神の子としての栄光の姿を、ペテロ、ヤコブ、ヨハネの3人の弟子たちだけに顕したところです。
昨日のペテロの信仰告白の後、初めてキリスト受難の予告を受け、動揺した弟子たちの心に、大丈夫だという確信を与えるためでした。
イエス様の姿が栄光に輝き、モーセとエリヤと3人で語られる段になり、ペテロは思わず、
「わたしはここに小屋を三つ建てましょう。」
と言い出しました。
しかし、神の声は、
「これに聞け」
だったのです。
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私たちは、何かをすること、に重点を置きますが、神様がまず求めておられることは、
「聞く」
ということです。
こういうことをしたら喜ぶのではないか、と、何かをするという方向に進みがちですが、私たちが必要なことは、まず神の言葉に耳を傾けることです。
そして、聞いて終わり、聞き流す、のではなく、聞いて従います。
従う時に私たちの行動が求められるのです。
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ですから、本当に神の声を聞くのは、実は恐いことなのです。
聞いて従うとは、聞いた瞬間から生活を変えなければならないことを意味するからです。
耳障りのいいことだけ語ってもらって、あとは安穏として暮らし、自分の今までの生き方をいささかも変える必要がないという生活を送ることが私たちの本音なのです。
恐れの海の中に、ドブンと飛び込んでみることです。
泳げない、恐い、ともがいている中で、
「恐れることはない」
と、恐れの中で手をふれて下さるイエス様との出会いがあります。
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私たちにとって最も大事なことは、神の言葉を聞くことです。
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