今日のみ言葉【No.21】(2011年 4月10日)

2014年8月7日

「わたしの神は、ご自身の栄光の富の中から、あなたがたのいっさいの必要を、キリスト・イエスにあって満たして下さるであろう。」
(ピリピ人への手紙4:19)

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仙台市や名取市等の被災地では、震災から数日間、人々はカップ麺や米を求めました。1週間たつと電気が通い出したせいで電磁調理器が品薄になり、1ヶ月近くたった現在は、掃除や収納用品の売り上げが好調だそうです。

「災害直後は生き延びることに全力投球だが、その後、精神的余裕が生まれると以前の生活を取り戻そうと努力するようになる。今はその段階だろう」と災害・リスク心理学の先生が分析しておられました。

あなたは何を必要としていますか?何が欲しいか、ではありません。本当に必要なものとはどんなものか、この震災を通して発見されたのではないでしょうか?

もちろん水も食料も住む家も必要です。しかし、それらが満たされているのに、あえてペットボトルの水を買い求めたり、食料品を買いに走るということがあったとしたら、それは「物」で心の「不安」を埋めようとしている現れです。

地震・津波・原発事故によって、目の前に「死」があらわにされ、私たちはいつその死が自分にも訪れるか分からないという不安にされされています。この死に打ち勝ち、信じる者全てに永遠の命を与えるキリストこそ、究極の「必要」です。

今一度、自分が本当に必要としているものは何かを見極め、神様にその必要を満たしていただきましょう。どんなに小さな事でも、それが必要ならば、神は豊かで富んでおられ方なので、惜しみなく与えて下さいます。

そして、真の必要を見出す者とさせていただきたいものです。

初期,御言葉

Posted by maruyama