今日のみ言葉【No.3137】(2023年 7月22日)「生活の処方箋（63）『成長させて下さる神』」

わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは、神である。
（第1コリント3:6）

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名匠と言われる、すばらしい画家でも描く事ができないような、美しいチョウを見た事がおありですか。

その美しさは驚嘆するばかりです。

その美しいチョウは、一夜にして美しい姿になるわけではありません。

ご存じのようにまず毛虫の時代があり、やがてサナギとなり、その過程をしっかりと通ってはじめてチョウになります。

人間の成長も同じです。

心に宿題のある人たちと共に住みながら、その方々がいやされていく過程を見る時、一人ひとりに与えられた課題があり、そこを乗り越えていく時期は各々異なります。

しかし、時が来ると、必ず、次のステージに向けてステップ・アップし、成長します。

人は誰でも成長することができます。

秘訣は、試練に出会った時、そこから逃げたり、留まるのではなく、各々に与えられた時を、必ず、良き結果をもたらすことを信じて、忍耐深く過ごすことに尽きるようです。

（※田中信生の『生活の処方箋』より）

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成長の秘訣は間違いなく忍耐です。

栄養ある食物を食べたり、セミナーを受講したり、身体トレーニングを積むことは成長につながります。

しかし、それをした自分自身が自分を成長させているのではありません。

神が人間を創造した際に作られたプログラムに従って、神のやり方で私たちは

「成長させられて」

いるのです。

ですから、我が子が、教会のメンバーが、他者一般が私たちの思い描いたとおりに成長してくれないのは当たり前と言わねばなりません。

自分が決めた時間通りに人が成長するなど、期待する方がおかしいのです。

しかし、私たちは期待し、未来を思い描きます。

それは必ず裏切られます。

だから忍耐が必要なのです。

裏切られ、期待外れに終わる度ごとに、私たちは神に降参し、神主導に方向転換するよう、悔い改めてはやり直し、悔い改めてはやり直す生き方に修正するのです。

その忍耐ができるのは、

「成長させて下さるのは、神である」
（第1コリント3:6）

という御言葉の真理があるからです。

これを信じつつ、現実と向き合っていく時、人の成長を喜んで待てる忍耐が養われます。

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成長させて下さるのは神であることを信じつつ、しかし、種を植え、水を注ぐ今日として参りましょう。

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