今日のみ言葉【No.3136】(2023年 7月21日)「神の与え方（1）」
あなたがたのうちで、父であるものは、その子が魚を求めるのに、魚の代りにへびを与えるだろうか。卵を求めるのに、さそりを与えるだろうか。
（ルカ11:11-12）
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夏の夜、南の空に赤く妖しく光る星があります。
この1等星アンタレスをサソリの心臓に見立て、古代の人はさそり座を描きました。
御言葉メールのWeb版ではその画像を載せていますので、ぜひご覧下さい。
今日の聖書箇所にはヘビやサソリという通常忌み嫌われる生物が出てくるので、少し説明をします。
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ガリラヤ湖で漁をすると、魚と一緒にウミヘビがかかることがあります。
その知識があると、
「魚を求めるのに、魚の代りにへびを与えるだろうか」
（ルカ11:11）
の箇所の様子がわかります。
網の中にかかった獲物だから、もらえるなら魚でもへびでも何でもいい、ということではありません。
子は魚を求めているのです。
ならば父親は決してウミヘビを与えることなく、食べるのに良い魚を選んで与えるでしょう。
また、
「卵を求めるのに、さそりを与えるだろうか」
（ルカ11:12）
の箇所では、イスラエルには白いサソリがいることを知っておかなければなりません。
白いサソリは体を丸めると卵のように見えます。
外形は似ていますが、内容は有害無益です。
このようなものを、
「お父さんが自分の子供に与えるだろうか？あなたはどう思う？」
とイエス様は問うているのです。
当然その答は、「ノー！」です。
つまり、神は良いものしか与えない、ということですが、イエス様はもう一段深く掘って話を進められます。
それは次回で説明致します。
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良いものを必ず下さる神だと信じて求めて参りましょう。
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