今日のみ言葉【No.3031】(2023年 3月13日)「生活の処方箋(28)『人生の主役は私』」

聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである。
(第2テモテ3:16-17)

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王様が、自分の国の隅々まで、徒歩で旅したいと言いました。

しかし、その国は岩だらけで、家来は王様の足を慮りました。

王様はそれなら、国中の道々に牛の皮を敷きつめるように、と命令を下しました。

しかし、途方もない牛革を調達することは、その国にはできませんでした。

そこで一人の賢い家来が言いました。

「それでは、王様、道に牛革を敷きつめる代わりに、王様の足に牛革を巻いたらいかがでしょう」と。

「これが靴の始まり?」と思ってしまいますね。

しかし、真に喜びや感動がないのはこの王様のように、他人やまわりの状況を変えようと、無駄な努力をするからです。

どんな状況、どんな人に会っても、あなた自身がしっかりと自らを整えると、全ての状況を乗り切る事ができるばかりか、さらには、そのところを宝に変えて行く生き方ができるのです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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自分が今どのような状態にあるのかを見るには、鏡を使います。

外見はそれで通用しますが、内面を写す鏡は何でしょうか?

それは聖書です。

聖書に示された神の御心と自分がどれだけ離れているか、あるいはピッタリと寄り添っているかで自分が今どのような状態にいるか把握できます。

聖書自身が聖書を、

「すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である」
(第2テモテ3:16)

としています。

なぜそう言えるかというと、聖書を読み、それに従って生活すると、

「それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである」
(第2テモテ3:17)

という結果が出るからです。

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まず、聖書という鏡に照らして自分を見つめ、そこから自分自身の改善点を探し出し、自らが人生の主役として歩む今日として参りましょう。

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