今日のみ言葉【No.3029】(2023年 3月10日)「72人の派遣(3)」

財布も袋もくつも持って行くな。
(ルカ10:4)

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今日の聖句の「財布・袋・くつ」を現代的に言い換えると、

・財布…現金、クレジットカード、スマホ決済

・袋 …着替えや日用品を入れたバッグ、スーツケース

・くつ…予備のシューズ、サンダル

となるでしょう。

あなたが1週間以上の旅行や出張に行く際、これら3つを持って行くことを禁止されたらどう思いますか?

そのように、聖書の中身を自分の身に置き換えて考えてみると、イエス様が意図するところがグッと身近に感じられるようになります。

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イエス様が言っておられることは、

「神に信頼し、余分な物は持って行くな」

ということです。

財布も袋もくつも、備えのためにあります。

当分の間、家から離れて外に出ているわけですから、必要な物を買うためにお金は必要でしょう。

また、着替えや食料を入れてある袋があれば、いざ緊急の時も安心です。

パレスチナの地を伝道して歩き回るのですから、くつは欠かせません。

全部、何かあった時のための備えなのです。

ところが、これら自分を守るための物は一切持って行くな、とイエス様は言われたのです。

もちろん、神のためなら無謀に事を進めても良いということではありませんし、このイエス様の言葉を一般化して自分に当てはめることは不適当です。

なぜなら、今日の聖書箇所は、この時、伝道に遣わされた72人に関して言われている言葉だからです。

イエス様が言わんとしておられることは、

「伝道する時、人間の目には見えないが神の備えは必ずあるのだから、その神を信頼せよ」

ということなのです。

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あなたが神の国の福音を携えて伝道に向かう時、準備は必要です。

入念に現地を事前に調査し、スタート時点から軌道に乗せるよう心がけて動かなければ、その後が大変です。

しかし、その際、我が身可愛さのあまり、守りに入っている部分を作っていると、それが撤退の可能性に道を開くことにつながります。

イエス様はこう言っておられます。

「何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな」
(マタイ6:31)

なぜなら、

「あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じ」
(マタイ6:32)

だからです。

究極的には

「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう」
(マタイ6:33)

です。

御国の福音を告げ広めようとして神の御心を探り、確信を得て出て行く時、必要な物はすべて添えて与えられます。

神を信頼して生活するあなたの生きた実体を通して、人は神を見、神を信じて生きようとする人が起こされるのです。

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大正時代、仏教が盛んな北陸、福井県丸岡町にキリスト教の伝道所ができました。

しかし、当時の時代背景やその土地柄もあり、赴任した坂本清牧師は町の人から米も味噌も醤油も買うことができず、困っていました。

ところが、ある晩、玄関の戸が開いたかと思うと、近所の魚屋の主人が紙に包んだものを持って立っていました。

「うら(私)はのう、先生さんが困っているやろうと思って、魚を持ってきてあげたんや。これは売ってあげます。それから、お米も醤油もないやろうと思って、持ってきてあげました。これは、ただであげます。ゼニはいらんわの」
(『ここに愛が』、本田弘慈著、P12)

坂本先生はどんなに助かったことでしょう。

この魚屋の行為は町中に知れ渡ることになり、彼は一斉攻撃を受けました。

しかし、この主人は一向に平気でいました。

商売気でもなく、また、町の人々に対する反抗心でもなく、ただ昔気質の義侠心から行ったのだそうです。

神が用いる人はクリスチャンだけとは限りません。

あらゆる人を神はお用いになり、神の国と神の義を第一とする人を支えてくださるのです。

さて、この魚屋の主人の孫の一人が、伝道所の日曜学校に行きました。

家族からそのことをとがめられ、行くことを禁じられましたが、実はその子供こそ、後に日本の大衆伝道の第一人者となった本田弘慈牧師なのです。

まさに神の大いなるご計画としか言いようがありません。

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神の備えを信じて、今日も信仰の歩みを進めて参りましょう。

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