今日のみ言葉【No.2772】(2022年 3月18日)「パリサイ人シモンと罪の女(5)」

イエスが言われた、「ある金貸しに金をかりた人がふたりいたが、ひとりは五百デナリ、もうひとりは五十デナリを借りていた。ところが、返すことができなかったので、彼はふたり共ゆるしてやった。このふたりのうちで、どちらが彼を多く愛するだろうか」。
(ルカ7:41-42)

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私の神学生時代の説教学の授業で、

「聖書の話から始めてはいけない」

と習って、ひどく驚いたことを覚えています。

経験豊かな先生は、その理由を

「聴衆の心は教会に来て半分は神の世界にあるが、まだ半分はこの世にあるんだよ。だからいきなり聖書の話をしても頭に入らないんだ」

と述べ、この世の身近な話で人の気持ちを引き寄せ、しかし、ただ「おもしろい」では終わらずに、次の霊的御言葉につなげる方法を詳しく教授してくださいました。

今日の聖書箇所は、イエス様がこの導入(イントロダクション)の部分を使われたところです。

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「ある金貸しに金をかりた人がふたりいたが、ひとりは五百デナリ、もうひとりは五十デナリを借りていた」
(ルカ7:41)の

当時の成人男子の1日の賃金が1デナリでした。

簡単のために1デナリを日給1万円とし、これを現代日本的に言い換えると、

「銀行のローンを組んだ二人がいて、一人は500万円、もう一人は50万円借りていました」

となります。

すると、

「ところが、返すことができなかったので、彼はふたり共ゆるしてやった」
(ルカ7:42)

の箇所は、

「両者は期限が来ても返すことができなかったので、銀行のオーナーは返済を全額免除するという決定を下し、それを二人に通知しました」

という風になるでしょう。

それを聞いていたパリサイ人シモンは、

「ほう、それは太っ腹で寛大な金貸しだなあ。ゆるされた二人はたいそう感謝しただろう」

と思ったに違いありません。

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さあ、いよいよイエス様の問いかけです。

「このふたりのうちで、どちらが彼を多く愛するだろうか」
(ルカ7:42)

人は自分と利害関係が生じる話なら、自己防衛心理が働いて、なかなか客観的な判断が下せません。

しかし、自分と関係のない第三者の話なら、結構ズバリと核心を突く話ができるものです。

さて、シモンと同様に、あなたもイエス様から問いかけられています。

あなたの答えは何でしょう?

それによって、次のイエス様の語りかけは他人事ではなく、自分に直接迫るものとなるのです。

以下、次回に続きます。

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聖書の問いかけに自分自身の現在位置から答えを出す今日として参りましょう。

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