今日のみ言葉【No.3001】(2023年 2月 3日)「福音伝道の分水嶺」

分水嶺公園(岐阜県)

さて、イエスが天に上げられる日が近づいたので、エルサレムへ行こうと決意して、その方へ顔をむけられ、
(ルカ9:51)

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空から落ちてくる雨粒が、山の頂上に降りました。

あるものは右に、あるものは左に流れ、それぞれが川の流れに入ります。

降った場所がちょっと違うだけで、太平洋に流れる雨粒と、日本海に流れる雨粒に分かれます。

これを分水嶺と言います。

今日の聖句は、ルカによる福音書を、そしてイエス様の生涯を大きく分ける分水嶺の箇所です。

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ここまではガリラヤ地方を巡回する伝道をイエス様はなさいました。

ルカ9章51節からは、いよいよエルサレムへと向かいます。

それは単に場所を変えるということではありません。

イエス様は、

「天に上げられる日が近づいた」
(ルカ9:51)

ことをはっきりと意識なさったのです。

そしてそれは、

「エルサレムへ行こうと決意して」
(ルカ9:51)

と書かれてあることから、十字架について死ぬのだという強烈な意志を示しています。

あなたは自分の運命を受け入れておられますか?

自分が育った環境や家族との関係、自分自身の能力、健康上のハンディキャップ等、それらを簡単に受け入れることができず、なるべく目をそらし、見ないですむようにと生きておられるかもしれません。

しかし、イエス様の取った選択は

「その方へ顔をむけられ」
(ルカ9:51)

です。

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自分の運命を受け入れ、その方向にむしろ積極的に生きようとする人は、

「どうせ死ぬのだ。何をやっても無駄だ」

とは考えません。

どうやったらこの命を最大限に燃やし、神様の御心を行えるのかに自分の残り時間を費やそうとします。

イエス様は、今までの不特定多数の群衆に関わる時期を終了し、ここからは弟子訓練にエネルギーを向けられます。

ご自分は十字架につき、死んで墓に葬られ、復活し、昇天し、この世にいなくなります。

その前に、地上で救いの福音を伝え、神の国を広げる働きをする人々を作られたのです。

命が次の命を生み出す。

この生き方を私たちも見習い、その過程を今後、見て参りましょう。

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イエス様の生き方にならう今日として参りましょう。

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