今日のみ言葉【No.3002】(2023年 2月 4日)「生活の処方箋(18)『見極めの力』」
兄弟たちよ。わたしはすでに捕えたとは思っていない。ただこの一事を努めている。すなわち、後のものを忘れ、前のものに向かってからだを伸ばしつつ、目標を目ざして走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。
(ピリピ3:13-14)
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Aおばあちゃんは、いつも多くのことをユーモアで切り返します。
ある時、
「どんなことがユーモア人生の秘訣ですか」
と聞くと、
「人生をすっきりさせることです。そのためには見極めが大事。見極めるために、三つの確かさがあるのです」
とおっしゃいました。
その三つをご紹介しましょう。
(1)見切り
後ろを振り返らないこと。
そして、後ろのものを捨てて、ひたすら前に向かって歩むこと。
(2)踏ん切り
「踏ん切りとは何か」
とお伺いしますと、
「今日は明日への一つの判断。自分なりの夢、こうありたいという姿をしっかりと持つこと」
とおっしゃいました。
(3)思い切り
思い切りとは、一度、確信を持って決めたことに対しては、一切の雑談に耳を傾けないこと。
今年98歳というおばあちゃんのさわやかさ、若々しさは、この見極めが命のようです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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クリスチャンの見極めにおいては、この聖句に行き着きます。
「後のものを忘れ、前のものに向かってからだを伸ばしつつ、目標を目ざして走り」
(ピリピ3:13-14)
(1)後のものを忘れ
きっちり過去を見切ります。
失敗したことで自分を責めるような「暇な時間」を過ごさないことです。
(2)前のものに向かってからだを伸ばしつつ
「ああすれば良かった」という気持ちに踏ん切りをつけます。
そして、自分の気持ちが明るくなる方向へ進んでいくことです。
(3)「目標を目ざして走り」
思い切って進むことです。
何にでも100点満点の結果を出すことは非現実的です。
やればやったで必ず欠けた部分は出てきて、そこを批判する野次馬もいるでしょう。
50点、70点の不完全な答案を出しまくり、とにかく目標を目指して走り続け、今日は今日で終わるのです。
そして、明日また「神の賞与を得ようと」して走り出すこと。
人生はこの繰り返しの積み重ねです。
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見切り、踏ん切り、思い切り。
天国の祝福を目指して、今日も前に向かって走って行きましょう。
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「今日のみ言葉」の良いところ その2
文書の始まりが、み言葉に関連した興味の持てる日常のお話や社会で話題になっている事から始まっています。その引用が広いジャンルに及んでいるので、新しい事を知ることができます。また、「ああ、こういう言い方もできるんだな。」と気付きを与えていただくことが多々あります。