今日のみ言葉【No.668】(2013年10月 9日)
彼ははいって戸を閉じ、彼らふたりだけ内にいて主に祈った。
(列王紀下4:33)
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今日の聖書箇所は、預言者エリシャがシュネムの女の息子を死からよみがえらせる奇跡を行ったところです。
エリシャは祈りました。
それは戸を閉じて祈るという形を取りました。
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密室の祈り、という言葉があります。
これはクリスチャンの成長を促進する最も重要なものでしょう。
密室の祈りでは、外界から遮断され、あたかも神が目の前に座り、膝詰め談判するように祈ることが秘訣です。
これは日本人にしか分からないでしょうが、自分の膝と神の膝がくっつくかくっつかないかの距離で向かい合うイメージです。
戸を閉じ、外の世界とは隔絶され、神と二人きりで人生の難問を神の前に持ち出すのです。
あなたには「密室」がありますか?
鍵のついた自分の部屋だけが密室の祈りの場となるわけではありません。
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メソジスト教会の創始者、ジョン・ウェスレーの母スザンヌは厚い信仰の人でした。
しかし、11人の子育ての最中です。スザンヌは自分の部屋にこもって悠々と祈りに専念できるはずがありません。
彼女は、エプロンを頭からかぶって祈りました。
これが彼女の密室だったのです。
子供たちは、お母さんがエプロンをかぶっている時は決して話しかけてはいけないことを知っていました。
この母親の生きた信仰の姿が、ジョン・ウェスレーに影響を与えたことはいうまでもありません。
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戸を閉じる部屋があることを感謝し、密室での神との祈りの時をもって参りましょう。
「あなたは祈る時、自分のへやにはいり、戸を閉じて、隠れた所においでになるあなたの父に祈りなさい。すると、隠れた事を見ておられるあなたの父は、報いてくださるであろう。」
(マタイ6:6)
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