今日のみ言葉【No.2948】(2022年11月14日)「生活の処方箋(6)『心に太陽を輝かせる』」

わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか。神を待ち望め。わたしはなおわが助け、わが神なる主をほめたたえるであろう。
(詩篇42:5)

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現代は科学万能主義です。

しかし、人は知的に行動しているようで、多くの場合、意外に感情で行動を決定していることが多いものです。

このことを熟知することが、時に成功の要因となります。

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消費税が5%にアップされた時、あるお店で『消費税5%還元セール』と打ち出すことにしました。

多くの人が

「20%引きでも反応が鈍いのに、5%還元では人は応じない」

と強力に反対しました。

しかし、実際に『消費税5%還元セール』を試してみると、売上が60%も増し、この手法は爆発的に広がっていきました。

「不況突破」「消費税分還元」という、感情に訴えるコピーを用いたからです。

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日常生活でも、1個のミカンを配り忘れてしまい、後でお詫びにその10倍の10個のミカンを届けても、感情で納得してもらえない、ということがあるものです。

人間がいかに感情に左右されるかを熟知することは、生きる大切な知恵のようです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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旧約聖書の詩篇の記者はこう語ります。

「わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか」
(詩篇42:5)

希望が閉ざされた時、私たちの心は沈みます。

しかし、次の御言葉が私たちの心を再浮上させます。

「神を待ち望め。わたしはなおわが助け、わが神なる主をほめたたえるであろう」
(詩篇42:5)

空が晴れて、太陽が顔を出すだけで明るい気分になるのが私たちです。

考えてみれば、曇りでも嵐の日でも、見えないだけで、太陽は常に頭上に輝いています。

決して変わらない御言葉を自分に言い聞かせることが、心に太陽を輝かせる聖書的方法なのです。

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ただ神の約束があるがゆえに神を喜び、事態の変化を待ち望む今日として参りましょう。

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