今日のみ言葉【No.1043】(2015年 5月21日)
その日あなたは言う、「主よ、わたしはあなたに感謝します。
(イザヤ12:1)
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「日本経済が破綻したらどうなるのでしょう?」
こんな極端な質問を堅い経営で知られる銀行の方にぶつけてみました。
すると、
「それを考えたらキリがありません」
と金融のプロから軽く、しかも気持よく一蹴されました。
つまり、
「丸山さんの場合、目先のうまい話に左右されず、自分の足元を見て、着実な資産運用をして下さい」
ということらしいのです。
私の
「そんな日が来たらどうしよう」
という不安をやさしく受け止め、一方、
「1円でも損をしたくない」
という欲得を冷静に諭してくれるカウンセリングのようなひとときでした。
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今日の聖句の「その日」とは、イスラエルが帰還する日です。
新約に生きる私たちにとっては、天国に帰る日です。
つまりこの世の終末ですが、クリスチャンにとってはイエス・キリストが世界を回復してくださり、この世の悪が取り除かれる希望の日です。
「その日」があることが、「今日」の力になります。
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Oさんは地方の公務員です。
彼は毎月1回の「その日」、定時きっかりに仕事をやめます。
一旦役所の外に出て、もう一度自分の受け持ちの職場に戻り、
「よろしかったらお読み下さい。見ないで捨てて頂いても結構です」
と言って、同僚の机の上にクリスチャン新聞の福音版を置いて回ります。
これが彼にとっての伝道なのです。
一旦帰るふりをするのは、公人でなく私人としての活動であることを明らかにするためです。
これを定年までやり続けるそうです。
なぜでしょう?
Oさんにとって、「その日」がはっきりしているからです。
「その日」とは定年退職の日であり、職場の同僚へキリストを伝える機会が終わる日です。
彼は今できることを忠実に行っているのです。
そして、「その日」とは、自分が天国に帰った日、
「良い忠実な僕よ、よくやった」
(マタイ25:21)
と、神様からほめられる日でもあります。
その日がはっきりしているので、Oさんの毎日は生き生きとしているのです。
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私たちの「その日」をはっきりさせ、今日の生きる力をいただいてまいりましょう。
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