今日のみ言葉【No.2946】(2022年11月11日)「弟子も十字架を負う(3)」

それから、みんなの者に言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。
(ルカ9:23)

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あなたが妻で、夫と離婚したとします。

ある時偶然、元夫と街でバッタリ出会いました。

彼が

「よう、どうしてる?」

と声をかけてきた時に、

「どちら様でしょうか?私はあなたを知りません。失礼します」

と言って立ち去るのが、キリストの言う「自分を捨てる」ということです。

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自分を捨てるというと、自分のしたいことを我慢し、財産も余暇も全部犠牲にして他人のために奉仕し、あえて苦しみを選んで修行するようなイメージがあります。

それらはすべて表面に現れた結果です。

イエス様がおっしゃった「自分を捨て」とは、古い自分を捨てることです。

キリストを救い主と信じ、霊的に新しく生まれたクリスチャンは、まだ古い肉の性質の自分を引きずっています。

これに対して「さよなら」を言うのです。

古い自分が何と言ってきたとしても、

「私はあなたを知りません。あなたの要求には従いません」

と、昔の夫が要求してくることを満たす義務はないと、一切を

「知りません」

と、はねつけます。

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なぜこのようにするのか?

それは、この箇所での「捨てる」という言葉が、ギリシャ語の原語で「アルネオマイ」という言葉が使われていることと関係があります。

実はペテロがイエス様を否認した時に言った、

「そんな人は知らない」
(マタイ26:72)

の「知らない」とはこのアルネオマイで、同じ言葉なのです。

以下、次回に続きます。

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新しい夫キリストと結婚した妻は、昔の夫の言うことには耳を貸さず、今の夫の言葉に従います。

御言葉の深みをさらに味わってまいりましょう。

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