今日のみ言葉【No.483】(2013年 1月16日)
それで彼はその所に祭壇を築いて、主の名を呼び、そこに天幕を張った。またイサクのしもべたちはそこに一つの井戸を掘った。
(創世記26:25)
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神はアブラハムに一人子イサクを犠牲として捧げよと命じられました。
アブラハムは
「その子イサクを縛って祭壇のたきぎの上に載せた。」
(創世記22:9)
という場面まで行き、刃物を執ってその子を殺そうとしました。
しかし、その寸前で御使いが彼を止め、イサクは助かりました。
これはアブラハムに対する神からの試験でした。
このことで彼の信仰は100%純粋であることがわかり、同時に、イサクはこの時点で心が砕かれ、従順な人としての人生が始まりました。
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従順な人イサクの生活のエッセンスが今日の聖句に書かれてあります。
それは3つ。祭壇、天幕(テント)、井戸です。
祭壇は神を礼拝する場ですが、神との仕事をする場といっても差し支えないでしょう。
天幕は家族や友人と過ごす憩いの場です。
井戸はそこから生活に必要な水をくみ出す場です。
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神の御心に従い、正しい生き方を志す人は、この3つが生活の中にバランスよく織り込まれています。
毎週の礼拝に出席し、御心と自分の生活とのズレを修正します。
家族と過ごす時間を確保し、家族との時間を共有します。
これは自分が存在する環境を受け入れることを意味します。
そして、今自分がいる所から「水」に代表される資源・力・恵みをくみ出していきます。
井戸を掘らなければ、あちらこちらへ水や牧草を求めて、つまり幸せを求めて旅を始め、さまようことでしょう。
まず足下を掘り、神様が与えようとされる水をくみ出すことに勤しむことです。
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神に従順に生きるためには、どこに行く必要もありません。
置かれた場所で咲く、そんな人生を目指して参りましょう。
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