今日のみ言葉【No.480】(2013年 1月12日)

荒い鳥が死体の上に降りるとき、アブラムはこれを追い払った。
(創世記15:11)

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天文学者に、

「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみなさい」。
(創世記15:5)

と言ったら、「肉眼で見える星は数千個です」という答えが返ってくるでしょう。

しかしアブラムは数えきることができませんでした。

そして、

「あなたの子孫はあのようになるでしょう」

という神の祝福の約束をいただいたのです。

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この契約を結ぶ儀式として、犠牲の動物を捧げる段となりました。

アブラムは神が言われたとおり、雌牛、雌やぎ、雄羊、山ばと、家ばとのひなを用意し、契約相手である神が来られるのを待ちました。

ところが、待てど暮らせど、神は現れません。

そのうちに犠牲の動物を食べようとして、鳥(ハゲタカ、ハゲワシ、コンドルの類)が群がってきました。

今日の聖句の

「荒い鳥が死体の上に降りるとき、アブラムはこれを追い払った。」

とはこのような状況を表しています。

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神は必ず契約を果たす方です。

そして、祝福の契約を結ぼうとしてあなたを呼び集めるお方です。

しかしあなたが何もしなくても良いというわけではありません。

今日の聖句を読むと、まず神の時があり、人間はその時が来るまで待たなければならないことが分かります。

そして、祝福をいただく権利を妨げようとする「荒い鳥」がいるので、それらを追い払い、神様との関係を守る努力が必要です。

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あなたにとっての「荒い鳥」とは何でしょうか?

人が祈ろうとする時に、急に気になることが出るとか、体があちこちかゆくなるとかするのは、世界人類共通のことのようです。

追い払わないでおけば、神との契約は食いちぎられてしまいます。

まず神との時間を最初に持つ、と決め、気になることは相当緊急なこと以外、視界から外すことです。

祈りが進むうちに心が静まり、気になっていたことが気にならなくなってきます。

祈りが終われば、「何だ、大したことではなかったんだな」と、気になっていたことに安心して取り組むことができます。

荒い鳥は何度もしつこくやってきますが、神との関係を守るために、何度も追い払いましょう。

神は必ずあなたのところにやってこられます。

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今日も祝福を得る権利があることを覚え、しっかりと祝福を得て参りましょう。

創世記,御言葉

Posted by maruyama