今日のみ言葉【No.480】(2013年 1月12日)
荒い鳥が死体の上に降りるとき、アブラムはこれを追い払った。
(創世記15:11)
——————
天文学者に、
「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみなさい」。
(創世記15:5)
と言ったら、「肉眼で見える星は数千個です」という答えが返ってくるでしょう。
しかしアブラムは数えきることができませんでした。
そして、
「あなたの子孫はあのようになるでしょう」
という神の祝福の約束をいただいたのです。
-*-*-*-*-*-*-
この契約を結ぶ儀式として、犠牲の動物を捧げる段となりました。
アブラムは神が言われたとおり、雌牛、雌やぎ、雄羊、山ばと、家ばとのひなを用意し、契約相手である神が来られるのを待ちました。
ところが、待てど暮らせど、神は現れません。
そのうちに犠牲の動物を食べようとして、鳥(ハゲタカ、ハゲワシ、コンドルの類)が群がってきました。
今日の聖句の
「荒い鳥が死体の上に降りるとき、アブラムはこれを追い払った。」
とはこのような状況を表しています。
-*-*-*-*-*-*-
神は必ず契約を果たす方です。
そして、祝福の契約を結ぼうとしてあなたを呼び集めるお方です。
しかしあなたが何もしなくても良いというわけではありません。
今日の聖句を読むと、まず神の時があり、人間はその時が来るまで待たなければならないことが分かります。
そして、祝福をいただく権利を妨げようとする「荒い鳥」がいるので、それらを追い払い、神様との関係を守る努力が必要です。
-*-*-*-*-*-*-
あなたにとっての「荒い鳥」とは何でしょうか?
人が祈ろうとする時に、急に気になることが出るとか、体があちこちかゆくなるとかするのは、世界人類共通のことのようです。
追い払わないでおけば、神との契約は食いちぎられてしまいます。
まず神との時間を最初に持つ、と決め、気になることは相当緊急なこと以外、視界から外すことです。
祈りが進むうちに心が静まり、気になっていたことが気にならなくなってきます。
祈りが終われば、「何だ、大したことではなかったんだな」と、気になっていたことに安心して取り組むことができます。
荒い鳥は何度もしつこくやってきますが、神との関係を守るために、何度も追い払いましょう。
神は必ずあなたのところにやってこられます。
-*-*-*-*-*-*-
今日も祝福を得る権利があることを覚え、しっかりと祝福を得て参りましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません