今日のみ言葉【No.3291】(2024年 2月20日)「ただ、御国を求めなさい(5)」
ただ、御国を求めなさい。そうすれば、これらのものは添えて与えられるであろう。
(ルカ12:31)
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日本ではデフレ時代が長く続き、物価は下がることはあっても上がらないのが常識でした。
そうであるなら、あわてて物を買う必要はありません。
欲しくても我慢をし、先送りすることが合理的判断です。
ですから、平成時代は、いかに安い金額でグルメとファッションを楽しめるかに人々の関心が集まりました。
ところが、令和時代に入ると、世界はインフレ傾向に移り、物価は上がります。
すると、今までの常識に従って購入を先送りしていると、いつのまにか値上がりしていて、
「あのとき買っておけば良かった!」
と後悔する場面が増えます。
「今高くても、来年はもっと高い。ならば買い時は今」
人々がこのように考えて買い出すので、売り手側としては需要が増え、それがさらなる物価上昇を呼びます。
こういう経済サイクルの中に組み込まれている私たちが、本当に安心して生きることができる土台は何でしょうか?
それが今日の聖句です。
「ただ、御国を求めなさい。そうすれば、これらのものは添えて与えられるであろう」
(ルカ12:31)
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御国、すなわち神の国を求めて生きれば、「これらのもの」(衣食住)は添えて与えられるという約束です。
なぜなら、
「あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要であることを、ご存じである」
(ルカ12:30)
からです。
従って、
「あなたがたも、何を食べ、何を飲もうかと、あくせくするな、また気を使うな」
(ルカ12:29)
というわけです。
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ただし、御国を求めて生きるということが、
「神様に全部丸投げしていればうまく行く」
ということではありませんし、また、
「聖書に書いてある通りにまじめに生きる」
ということでもありません。
ここでイエス様が言われている「御国」とは、正確には黙示録の大患難時代の後に来る「千年王国」のことだからです。
現代に生きる日本人が抱く「御国」のイメージと、聖書時代のユダヤ人が「御国」や「神の国」という語で意味していた概念とでは違いがあります。
以下、次回に続きます。
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まず、
「あなたがたも、何を食べ、何を飲もうかと、あくせくするな、また気を使うな」
(ルカ12:29)
と言われるキリストの言葉を受け入れ、安心感をいただいて今日を進んで行きましょう。
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