今日のみ言葉【No.2923】(2022年10月14日)「5千人の給食(6)」

みんなの者は食べて満腹した。そして、その余りくずを集めたら、十二かごあった。
(ルカ9:17)

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子供でも1個のリンゴの中にいくつ種があるか数えることができます。

しかし、その種から一体何個のリンゴの実がなるのかは誰も数えることができません。

神様が造られた大自然のシステムは無限の豊かさを誇るのです。

神の国とはそのように豊かであることを5千人の給食の奇跡は語ります。

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豊かさを知る者と知らない者とでは、同じ出来事を見ても受け取り方が違います。

成人男子だけで5千人もの大群衆が集まった時、弟子たちの目に彼らは「問題の種」と見えました。

つまり、

「この人たちがいるので問題が発生し、それを放っておいたら手がつけられなくなるまで大きくなる」

と否定的に見えるのです。

彼らの解決方法は、問題の種をなくすことです。

弟子たちはイエス様にこう進言しました。

「群衆を解散して、まわりの村々や部落へ行って宿を取り、食物を手にいれるようにさせてください」
(ルカ9:12)

群衆がいるから問題が発生する。

ではその群衆を解散させ、問題の種を無くしてしまいましょう。

そうすれば安心です、ということです。

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一方、神の国の豊かさを知るイエス様にとって、押し寄せてくる人々は問題の種どころか愛する対象です。

口語訳聖書では

「ところが群衆がそれと知って、ついてきたので、これを迎えて」
(ルカ9:11)

とあり、群衆を迎えたと書かれてあります。

新改訳聖書ではこの部分が、

「イエスは喜んで彼らを迎え」

と訳され、喜びが強調されています。

また、英語の聖書(NIV)でも

“He welcomed them"

と、イエス様は群衆を「ウェルカム(歓迎)」されたと訳しています。

イエス様は群衆を「喜びと祝福の種」と見られたのです。

そして、

「みんなの者は食べて満腹した」
(ルカ9:17)

となり、さらに、

「そして、その余りくずを集めたら、十二かごあった」
(ルカ9:17)

というほどの余裕綽々の奇跡となったのです。

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神の国を甘く見てはいけません。

この奇跡は、神の国の実力のほんの一端なのです。

私たちはこの豊かな世界に接し、

「あなたがたの手で食物をやりなさい」
(ルカ9:13)

というイエス様の言葉に応答して、今自分が持っている「パン五つと魚二ひき」を捧げて信仰のチャレンジをしていく時、神様は働いてくださり、

「みんなの者は食べて満腹した。そして、その余りくずを集めたら、十二かごあった」
(ルカ9:17)

となるまでの祝福を見るようになるのです。

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あなたは問題の種ではなく、祝福の種です。

神の御手にあなた自身をゆだね、無尽蔵の祝福を生み出す存在とさせていただきましょう。

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