今日のみ言葉【No.2920】(2022年10月11日)「5千人の給食(5)」
イエスは五つのパンと二ひきの魚とを手に取り、天を仰いでそれを祝福してさき、弟子たちにわたして群衆に配らせた。
(ルカ9:16)
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2022年のノーベル物理学賞は、アスペ、クラウザー、ツァイリンガーの3名に与えられました。
授賞理由は
「量子もつれ、ベルの不等式の破れの確立、量子情報科学の開拓」
です。
一般人には全く意味不明ですが、それもそのはず、相対性理論のアインシュタインが間違っていたことを証明したからです。
アインシュタインが物理学者のA.パイスと散歩していた時、不意に足を止め、
「君は,君が見上げているときだけ月が存在していると本当に信じるのか?」
(日経サイエンス 2019年2月号)
と尋ねたという逸話が残っています。
彼は電子を月にたとえ、
「あなたが月(電子)を見ていない時、月(電子)は存在しないのか?」
と量子論に反対したのです。
しかし、電子等の大きさのミクロの世界では、人間が観測した時は存在が確立するが、観測していない時はその存在が有るか無いかわからない、ということが実験で証明され、その功績が評価されて今回のノーベル賞受賞となったのです。
アインシュタインさえも届かない領域があり、さらにそのまた先の大きな理論がこの世界にはあるのです。
イエス・キリストの奇跡も、説明はできなくても、実際にあったとして信じる理由がそこにあります。
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聖書は科学的書物ではありませんので、五つのパンと二ひきの魚がどのような物理理論で5千人の人々が満腹するまで増えたのかは説明しません。
ただ書いてあるのは、
「イエスは五つのパンと二ひきの魚とを手に取り、天を仰いでそれを祝福してさき、弟子たちにわたして群衆に配らせた」
(ルカ9:16)
ということだけです。
私たちが知り得るのは、イエス様が
「天を仰いでそれを祝福して」
ということです。
信じる者に与えようとされる愛の神がいらっしゃるという信仰があり、その神の祝福を素直にいただこうとする時、5千人分の食料が満たされたのです。
私たちにとってこれは奇跡と見えますが、イエス様にとっては当然の現実です。
きっと神様の物理理論なるものがあるのでしょう。
私たちはそれを一生懸命考えて理解することを求められているのではなく、ただそのようにされる神がおられ、その神が遣わした救い主がイエス・キリストなのだと信じることが求められているのです。
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神は人間の理解を遥か超えたところにおられます。
救い主を送り、私たちの罪を赦して祝福を与えようとする御方がいらっしゃるのだと、ただ信じる今日としてまいりましょう。
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