今日のみ言葉【No.1158】(2015年10月19日)
人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家のために見守る者とした。あなたはわたしの口から言葉を聞くたびに、わたしに代って彼らを戒めなさい。
(エゼキエル3:17)
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「今日のみ言葉メール」はパソコンで作成していますが、私はパソコンオタクなので、Windows(ウィンドウズ)ではなく、Linux(リナックス)を使っています。
耳慣れない言葉かもしれませんが、インターネットを支えるサーバーはかなりの数がリナックスで運営されていますし、銀行やコンビニのATMにも採用されています。
カーナビもこれで動き、アンドロイドのスマホも元々はリナックスです。
意外に生活の中に入っている身近なOS(オペレーティングシステム)なのです。
さて私は、安全上の理由でもう使えないウィンドウズXPのノートパソコンを譲っていただき、まっさらにした後リナックスに入れなおし、そこに聖書ソフトのXiphos、ブラウザのFirefox、メールソフトのSylpheedをインストールして活用しています。
全て無償、つまりタダなのでこんなことができるわけです。
さらに、全世界の技術者たちがボランティアで毎分・毎秒開発を進め、プログラムの穴を塞ぐ作業を行っています。
ですから、安心して使うことができます。
全地球上に昼夜の別なく見張り人が目を光らせ、働いているということです。
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エゼキエル書第3章は、エゼキエルが神から見張りの役目を仰せつかった個所です。
「わたしはあなたをイスラエルの家のために見守る者とした。」
(エゼキエル3:17)
しかし彼は強烈な無視と抵抗に遭うことが定められていました。
なぜなら、当時の捕囚の民は、なるべく早くイスラエルに帰ることのみを考えていたからです。
しかし神の御心は、異国の都市バビロンに長くとどまり、そこで悔い改めの生活を送らせ、民が全く新しくなったところで帰還させる、というものでした。
エゼキエルはその中で神の御言葉を語らなければなりませんでした。
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誰も聞いてくれないのに語り続けるには相当のエネルギーを要します。
そこで神は、
「人の子よ、あなたに与えられたものを食べなさい。この巻物を食べ、行ってイスラエルの家に語りなさい」
(エゼキエル3:1)
と、御言葉を味わわせます。
彼がそれを食べると、
「それはわたしの口に甘いこと蜜のようであった。」
(エゼキエル3:3)
とあります。
神の御言葉を味わい、その蜜のように甘い味を堪能することがエゼキエルに求められていたことだったのです。
義務だけで進めばやがて力は枯れるでしょう。
神の御言葉を食べ、その甘さを味わい、恵みに浸されるからこそ、人はそれを他者に伝えたいと思い、語り出していくのです。
それは全く自発的な(ボランティア)行為です。
私たちの行動の原点は神の御言葉であり、その御言葉をじっくり味わうところからエネルギーが湧いてくるのです。
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蜜の甘さを感じるほどまでに御言葉に親しむ一日として参りましょう。
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