今日のみ言葉【No.2890】(2022年 9月 2日)「十二使徒の派遣(1)」
それからイエスは十二弟子を呼び集めて、彼らにすべての悪霊を制し、病気をいやす力と権威とをお授けになった。
(ルカ9:1)
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猫の目(瞳孔)は明るいところでは縦長になりますが、羊の場合は横長になります。
木に登って上下にジャンプすることが多い猫は目が縦長で、横長の羊は広い草原でいち早く敵を見つけて、すぐ逃げられるようにするため神様がそうお造りになったのでしょう。
羊には鋭い牙も爪もなく、敵に襲われたらひたすら逃げることしかできない動物です。
羊と人間の共通点は、この弱さです。
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イエス様はルカ8章で数々の奇跡を行った後、
「それからイエスは十二弟子を呼び集めて、彼らにすべての悪霊を制し、病気をいやす力と権威とをお授けになった」
(ルカ9:1)
とあるように、十二弟子に力と権威を授け、彼らを各地に遣わしました。
それは、神の国の素晴らしさを実際に広めるためです。
実際、人々は弱り切っていました。
マタイはその辺りをこのように描写しています。
「また群衆が飼う者のない羊のように弱り果てて、倒れているのをごらんになって、彼らを深くあわれまれた」
(マタイ9:36)
これは、食べ物がなくて倒れているのではなく、誰の言うことを信じたら良いかわからずにいたということです。
イエス様の奇跡やその話を見聞きして、ナザレのイエスこそ約束の救い主と信じる者もいれば、パリサイ人や律法学者たちはイエス様を悪霊のかしらベルゼブルの力を使っているとして、そのメシア性を否定しています。
どちらに行ったら良いのかわからずに右往左往している様子は、まさしく迷える羊状態です。
イエス様のあわれみは、次の祈りとなります。
「収穫は多いが、働き人が少ない。だから、収穫の主に願って、その収穫のために働き人を送り出すようにしてもらいなさい」
(マタイ9:37-38)
十二弟子の派遣は、この祈りによって起こされた答えなのです。
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祈りは、時至って何かを生み出します。
神に祈り、窮状を訴え、祈りの答えを待ちつつ、あなたなりの努力をし続けましょう。
そこに私たちの思いを超えた、神の最善の働きが現れます。
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