今日のみ言葉【No.1700】(2018年 2月 2日)「 極上品の人生とは」
わたしたちが患難に会うなら、それはあなたがたの慰めと救とのためであり、慰めを受けるなら、それはあなたがたの慰めのためであって、その慰めは、わたしたちが受けているのと同じ苦難に耐えさせる力となるのである。
(第2コリント1:6)
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あなたが会社員だとして、社長から次のような業務命令が下されたとします。
「あなたに200万円支給します。1ヶ月の休暇を与えますから使い切って下さい。貯金や寄付はダメ。有価証券、保険に使うのもダメ。残金は没収されますから自分のために全部使って下さい」
さあ、200万円で何を買いますか?
クルマ?ブランド品?
海外旅行もいいですね。グルメ満喫も結構。
さて、この質問で浮かび上がることは何かというと、
「あなたが今までやりたくてもやれなかったこと」
です。
別の言葉で言うと、あってはならないとされ、心の奥底に閉じ込められた「抑圧された願望」です。
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ある時この質問を、世界平和を唱える学生さんにしました。
「200万円あったらですか…」
するとすぐに、
「ブレイクダンスのセミナーに行きます。海外の一流ダンサーに習います!」
という答え。
そこで私は言いました。
「そっちをやるほうがよっぽど健全。世界平和もいいけれど、今のままでは息切れするよ」
理想よりも本音が勝つからです。
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クリスチャンも、「キリストの使命の継承」などと言っているうちはまだまだです。
自らの体にジワっと染みこむほどの恵みを受け、その幾分かでもお返ししたいという思いが永続する行動につながり、どんなに批判され迫害され誹謗中傷を受けても、やめることなど考える暇さえなく働き続ける原動力となるのです。
受けたものがあわれみなら、そのあわれみを今度はどなたかに届ける配達人となるのです。
受けたものがゆるしなら、そのゆるしを言葉だけでなく実際のゆるしとして誰かに届ける配達人となること。
神の恵みが芯まで染みた漬物のような人物。
そのようなクリスチャンにあなたもなります。
ただし、あなたの上にのしかかるような人生の重荷は、実は神から与えられた「200万円」であり、あなたの中に恵みを染みこませる「漬物石」だということをどこかで悟らなければなりません。
どんなに僅かずつであっても、与えられたものを使い、最後まで使い切りましょう。
極上品の人生がその先に用意されています。
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神の作品としての自分を神と共に造り上げていく今日の一日として参りましょう。
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人生の修復する代金と思って使わせて貰います