今日のみ言葉【No.2448】(2021年 1月18日)「キリスト教イロハ(125)『ソドムとゴモラ』」
あなたがたによく言っておく。さばきの日には、ソドム、ゴモラの地の方が、その町よりは耐えやすいであろう。
(マタイ10:15)
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怪獣映画の元祖ゴジラは「ゴリラ」と「クジラ」を混合して作られた名前だそうです。
このゴジラの命名以降、怪獣らしい名前には、
(1)ラ行の言葉、濁点が入っている
(例:ラドン、キングギドラ、ガメラ)
(2)名前の最後に「ン」や「ー(最後を伸ばす)」が入る
(例:ガラモン、ゼットン、ベムラー)
という法則が見られるようになりました。
さて、聖書にソドムとゴモラという名前が出てきますが、これは怪獣の名前ではありません。
ただし、相当ひどい町であったことが知られています。
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ソドムとゴモラは死海の南端近くにあった2つの町です。
ここはヨルダンの低地にあったので、
「主の園のように、またエジプトの地のように、すみずみまでよく潤っていた」
(創世記13:10)
とあり、山間部に比べればずっと暮らしやすい土地だったようです。
生活するのに楽であれば、そこにいろいろな人たちが集まってきます。
様々な価値観を持った人々が神を崇めることで一致すれば良いのですが、ソドムとゴモラの住民は道徳的退廃の方に向かっていました。
神はこの2つの町の罪悪が極まったことを見て、天から硫黄と火を降らせ、町を滅ぼされました。
「主は硫黄と火とを主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた」
(創世記19:24-25)
これが有名なソドムとゴモラの裁きです。
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ソドムとゴモラは、人類の罪に対する神の審判の実例です。
そしてこれは現在と将来の私たちに対する愛の警告です。
神は本当に罪を裁かれ、滅ぼす御方だという事実を侮ってはいけないのです。
この真理を知ったら、私たちは真理を明らかにされた者の責任として、自分の生活の方向転換をしなければなりません。
それを「悔い改め」と言います。
今日の聖句の箇所は、イエス様が弟子たちを伝道に遣わす場面で語られた言葉です。
神の言葉を聞き、そのみわざを目にしても信じようとしない人たちがいたらどうしたらいいかをイエス様はこう語っています。
「もしあなたがたを迎えもせず、またあなたがたの言葉を聞きもしない人があれば、その家や町を立ち去る時に、足のちりを払い落しなさい」
(マタイ10:14)
足のちりを払い落とすとは、
「弟子たちは伝道の責任を果たした。この福音に応答しない人々に対する責任はない」
ということを表します。
ですから、知っていてあえてそうしない人のほうが、知識量が少なくて逆らう人よりも重い裁きを受けることが次の言葉で言い表されています。
「あなたがたによく言っておく。さばきの日には、ソドム、ゴモラの地の方が、その町よりは耐えやすいであろう」
(マタイ10:15)
私たちはそんな恐ろしい目に遭わないために、ソドムとゴモラを神からの愛の警告として受け入れて参りましょう。
そして、キリストの福音こそがそこから逃れる唯一の道であることを明らかにして参りましょう。
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イエス・キリストを自分の罪からの救い主と信じる者には、ソドムとゴモラの裁きは下りません。
救われている平安を持って、福音を伝えて参りましょう。
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