今日のみ言葉【No.2823】(2022年 5月30日)「創世記(30)『ノアの箱舟(8)」

小坂忠オフィシャルサイトより

すなわち、わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしとなる。
(創世記9:13)

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故・小坂忠師が歌う『レインボウ』です(2節)。

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レインボウ

どこでも見える 遠く離れていても

レインボウ

力みなぎる ため息の合間に

君がくれた 真実(まこと)の夢

レインレイン レインボウ

忘れないように

レインレイン レインボウ

誓いのしるし

(『レインボウ』 作詞:こうえいか 作曲:小坂忠)

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神は「虹(レインボウ)」をノアの前に現しました。

「すなわち、わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしとなる」
(創世記9:13)

七色の美しい虹は、神が今回のような大洪水で人類を滅ぼすことはないという「しるし」として制定されました。

私たちは空に虹を見る時、神がノアを通して人類と結ばれた永遠の契約を思い起こすのです。

ちなみに、ノアは人類最初の虹の目撃者です。

天から大雨が降る以前の世界では大気の状態が違い、虹が無かったのです。

また、アダムとエバには菜食だけが許され、それがずっと続いていましたが、ノア契約以降、人類は肉食を許可されるようになりました。

「すべて生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう。さきに青草をあなたがたに与えたように、わたしはこれらのものを皆あなたがたに与える」
(創世記9:3)

後にモーセの律法で「きよいもの」と「汚れたもの」に分けられましたが、これは、

「これは獣と鳥と、水の中に動くすべての生き物と、地に這うすべてのものに関するおきてであって、汚れたものと清いもの、食べられる生き物と、食べられない生き物とを区別するものである」
(レビ記11:46-47)

とあるように、人の命を守るためでした。

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新約聖書時代になり、救いにおいてユダヤ人と異邦人の間に何の相違もなく、ただイエス・キリストを信じる信仰によってのみ救われることを、神は幻の中でペテロに教えられました。

「神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない」
(使徒10:15)

これ以降、食の制限は取り払われました。

適切に調理されていれば何を食べても自由という、現代日本では当たり前の常識が通用し始めたのです。

後は人間側がこの自由をどう使うかです。

肉食も自由。菜食主義も自由。

暴飲暴食をすることもできますし、自分の健康を損ねないような食べ方もできます。

これは、現段階の人類を、神が「大人」として取り扱っているということです。

つまり、子供には親が

「これを食べろ。あれは食べるな」

「これを飲みなさい。あれは飲んではいけません」

と食の面倒を見ますが、大人になれば自由にさせるのと同じです。

このように、神の御心が表されるには神の時があり、神は御自身が立てられた計画を徐々に表してくださるのです。

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虹を見たら、ノアと契約を結ばれた神を思い出しましょう。

そして、神の救いの御計画に、この私も自由に参加できることを思い、感謝して今日一日を励んで参りましょう。

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Posted by maruyama