今日のみ言葉【No.2484】(2021年 3月 3日)「心の砕けた者」
主は心の砕けた者に近く、たましいの悔いくずおれた者を救われる。
(詩篇34:18)
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信仰歴数十年のベテランクリスチャン、A先生の笑い話です。
彼の時計は1年ほど止まったままでした。
やっとこさ、時計屋さんを探して電池を入れ替えに行きました。
時計屋さんは一目見るなり、
「これはうちでは直せません。しっかりと太陽にあてて下さい」
「えっ?」
「これはソーラー時計ですから…」
A師曰く、
「明日洗濯物と一緒に外で干そう。それで動くそうだ。なんてこった!」
自分のヘボさ加減を受け入れ、ゆるし、自分を笑える強さと明日への希望が一緒くたになった話です。
信仰が磨き上げられると、こんな爽やかな生き方ができるのでしょう。
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そのためには
「主は心の砕けた者に近く、たましいの悔いくずおれた者を救われる」
(詩篇34:18)
の御言葉を、意志的に自分に適用することが鍵です。
どんな失敗や過ちがあろうとも、罪を悔い、失望落胆を味わいながらも神に望みを持つ人を、神はお忘れにならず、むしろ近くにいて慰め、救われるからです。
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この詩篇の状況でのダビデは窮地に追い込まれていました。
もうダメかもしれないという思いがヒタヒタと迫る中、彼がしたことは人間的解決策でした。
それは、詩篇34篇の表題に
「ダビデがアビメレクの前で狂ったさまをよそおい、追われて出ていったときの歌」
とあるようなことでした。
ダビデの演技力で窮地から脱出することができましたが、後にこの詩篇を作った時、彼の心の中には
「あんなことをするものではなかった。初めから神に信頼していれば良かった」
という思いがあったことでしょう。
今度は自分を責めたい思いがヒタヒタと迫る中、
「主は心の砕けた者に近く、たましいの悔いくずおれた者を救われる」
(詩篇34:18)
と彼は自分自身に語ります。
自分で自分を窮地に追い込もうとしていることに気づき、その私を愛し、救おうとされる神が共におられることに意識的に目を向けるのです。
ここに信仰者のV字転換点があります。
救いの神は、あなたが目を天に向けた時、いつでもそこにおられるのです。
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自分の罪に気づいた人の近くに神はおられます。
自分を責めるエネルギーを、神と共に歩むエネルギーとして使い、今日も希望の道を歩んで参りましょう。
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