今日のみ言葉【No.2754】(2022年 2月25日)「イエスは約束のメシアか(8)」

Newton別冊「微分と積分」

あなたがたに言っておく。女の産んだ者の中で、ヨハネより大きい人物はいない。しかし、神の国で最も小さい者も、彼よりは大きい。
(ルカ7:28)

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万有引力を発見し、数学の微積分法を発明したアイザック・ニュートンは、このような言葉を残しています。

「私が遠くを見ることができたのは、巨人たちの肩に乗っていたからです」
“If I have seen further it is by standing on the shoulders of giants."

ニュートンは、自分の発見は先人たちの業績があったからであり、それを土台として様々な法則を発見できたのだと語っています。

偉大な物理学者による謙遜な名言です。

現代に生きるクリスチャンが死後の天国の祝福まで見えているのは、旧約以来の先人たちの肩の上に乗っているからです。

私たちは多くの祝福の積み上げの上に乗っていることを再発見すべきです。

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前回のメールで、バプテスマのヨハネは救い主メシアを直接指し示し、この人だと特定したので預言者以上の者だと評価されたことをお知らせしました。

ですから、イエス様は

「あなたがたに言っておく。女の産んだ者の中で、ヨハネより大きい人物はいない」
(ルカ7:28)

と言われ、続けて同じ論理で、

「しかし、神の国で最も小さい者も、彼よりは大きい」
(ルカ7:28)

と示されています。

これを説明しましょう。

新約時代に生きるクリスチャンとは、旧約時代の人々のように救い主を限られた範囲内で漠然と知る者ではなく、明確に知る者です。

さらに、バプテスマのヨハネよりもイエス・キリストのことを知っています。

彼の理解は、イエス様は救い主だけれども、イスラエルの王となる御方だという所までです。

しかし、聖書が与えられ、そこから神の言葉を知る私たちは、

・救い主イエスの到来は、初臨と再臨の2回ある。

・初めは最も下のしもべとして人間に仕えるために来られ、十字架で人類の罪の身代わりの死を遂げる。

・再臨の時は最も上の統治する王として来られる。

ということを知っています。

ですから、

「しかし、神の国で最も小さい者も、彼よりは大きい」
(ルカ7:28)

と言っても、私たちがバプテスマのヨハネ以上に高潔な人間であるかどうか、伝道に熱心か、霊的かという点で比べられているのではありません。

私たちはヨハネまでの旧約の巨人たちの肩の上にちょこんと乗っており、その上で新約の福音を知らされているので、その高さの分、彼らよりももっと神の恵みとその御計画とが見えているということなのです。

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知らずに恵みの上に乗っていたことに気づき、感謝と賛美の一日を送って参りましょう。

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