今日のみ言葉【No.2702】(2021年12月13日)「キリスト教イロハ(204)『マルコによる福音書』」

ところがイエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた。
(マルコ4:38)

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誰でも一度はやったことのある「ポケットのティッシュに気づかずに洗濯機を回してしまった」という悲劇!

あわててパタパタはたく、粘着ローラーでコロコロしてみる、手でつまんで取るを延々と繰り返す…。

大変ですね。

しかし、ティッシュまみれの洗濯物に柔軟剤を入れて5〜10分ほど浸け置きし、その後普通に洗濯すると、綺麗サッパリ、ティッシュのクズは取れるのだそうです。

柔軟剤にはティッシュと衣類の繊維を絡ませている静電気を防止する成分が入っているからです。

こういった知恵は誰かに教えたくなるものです。

トラブルを解決することもさることながら、永遠の行き先を決める知らせはもっと重大です。

マルコによる福音書は、命を左右する大きな出来事の中でまとめられ、人々を永遠の命へと導いた書です。

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四福音書の中で最初に書かれたのがマルコによる福音書です。

それまでは今の言葉で言えば「クチコミ」で、つまり、人々の間での「口伝え」でイエス・キリストの言葉と行いが伝えられていました。

ところが、「我々が信じていること」を文書という形にして残さなければならないという緊急性が出現します。

ローマ皇帝ネロによる大規模なクリスチャン迫害です。

紀元64年から65年にかけて、ローマに大火災がありました。

その火災の扇動者はネロ帝自身でしたが、彼はそれを初代教会のクリスチャンたちのせいだとして迫害を始めたのです。

ペテロの弟子であったヨハネ・マルコは、ペテロからの伝承やイエスの言行録をもとにして、マルコによる福音書をまとめました。

それによって、信者を励まし、イエスこそ神の子であり、救い主であることを証ししたのです。

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マルコによる福音書の内容は、

(1)準備期間(1章1節〜13節)

(2)初期の伝道(1章14節〜3章6節)

(3)伝道の最盛期(3章7節〜8章30節)

(4)十字架を目指して(8章31節〜10章)

(5)エルサレムでの活動(11章〜13章)

(6)イエスの受難物語(14章〜15章)

(7)復活(16章)

となっています。

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マルコによる福音書の特徴のひとつは、「ペテロによる福音書」とでも言えそうな内容であることです。

マルコはペテロの口述筆記をしていたのです。

ですから、実際にイエス様のそば近くでペテロが目撃したとしか言いようのない生き生きとした描写が書かれてあります。

一例を挙げれば、ガリラヤ湖で嵐に遭った時、マタイとルカは

「舟は波にのまれそうになった。ところが、イエスは眠っておられた」
(マタイ8:24)

「渡って行く間に、イエスは眠ってしまわれた」
(ルカ8:23)

と、ただ単に眠っていたと書いていますが、マルコでは

「ところがイエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた」
(マルコ4:38)

と、その時のことを思い出し、見たままを語っているような書き方をしています。

マルコ福音書にはそのようなペテロの目があることを念頭に置いて読むと、聖書が生きた読み物となるでしょう。

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マルコによる福音書から生きた事実を読み取り、今も生きて働いておられるイエス様と共に、一日を過ごして参りましょう。

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