今日のみ言葉【No.375】(2012年 8月11日)

しかし、今では神を知っているのに、否、むしろ神に知られているのに、どうして、あの無力で貧弱な、もろもろの霊力に逆もどりして、またもや、新たにその奴隷になろうとするのか。
(ガラテヤ4:9)

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リンゴが木から落ちるのを見てニュートンは万有引力を発見した、という有名な話があります。

この話がなぜ素晴らしいのかというと、ニュートンの視点が地上から宇宙空間に移っているからです。

リンゴが地面に落ちる、という当たり前過ぎて誰も気にもとめないことを、リンゴと地球という2つの物体としてとらえ、

「リンゴは地球を引き、地球はリンゴを引いている」

つまり、お互いに引き合う力がある、と見たのです。

このように物の見方が変わることを、最近ではよくパラダイムシフトと言います。

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今日の聖句は、このパラダイムシフトが書かれてあります。

「神を知っているのに、否、むしろ神に知られている」

という部分です。

多くの宗教、そしてクリスチャンも神を知ることに力を注ぎます。

神様は人間にとって理解しがたいお方だからです。

ですから、祈って御心を求めようとします。聖書の中に神の真意を探ろうとします。

一生懸命に「神様はどういう方だろう」、「どんな考えでいるのだろう」、と神を知ろうとします。

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しかし、今日の聖句では、私たちの方が

「神に知られている」

というのです。

これは目のくらむような視点の転換、パラダイムシフトではないでしょうか?

神様の方が先に私を知り、私に計画をもって接していて下さっているのです。

「私が神の存在を意識する前から、神は私を知っていたのか…」

「神様に知られている私か…」

自分の人生を再解釈し、信仰が新たに始まるのはここからです。

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今や押しも押されもせぬ大企業となった山崎製パン株式会社。

創業者夫妻と息子さんがそろって洗礼を受けた11日目の朝、武蔵野工場が全焼するという事態に見舞われます。

「洗礼を受けたばかりなのに…。なぜ?」

とは考えませんでした。

「この火災は、ヤマザキがあまりにも事業本位に仕事を進めてきたことに対する神の戒めです。これからのヤマザキは、神のみこころにかなう会社に生まれ変わります」

と社長は祈りました。

後に、クリスチャンの経営学者ピーター・ドラッカーのカンファランスに出席し、経営相談をする機会を得ました。

ドラッカーの出す3つの質問、

「私たちに与えられた使命は何ですか?」

「私たちの顧客は誰ですか?」

「その顧客は何を真に価値あるものとして求めていますか?」

が、その後の経営に非常に役に立つものとなり、ヤマザキは今に至っているのです。

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神様は私たちをご存知であり、全てを知っての上で関わって下さっています。

神に知られている私、という視点からもう一度人生を見直してみるのです。

あなたが失敗だと片付けてしまっていることに、

「神様はご存知の上でこの出来事が起きることを許されたのだ」

と、神に知られている私としてもう一度光を当ててみましょう。

最初は抵抗があり、苦しさを感じるかも知れません。

しかし、その先に、神のみこころが見えてくる人生が必ず備えられています。

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神が起こされるパラダイムシフトを体験して参りましょう。