今日のみ言葉【No.2563】(2021年 6月16日)「引きあげる神(2)」
あなたはわたしを多くの重い悩みにあわされましたが、再びわたしを生かし、地の深い所から引きあげられるでしょう。
(詩篇71:20)
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詩篇第71篇20節の解説の続きです。
前回は、神は意図的に人間に悩みを与えることを知りました。
次に神様はどのような対応を人間にしてくださるのでしょうか?
御言葉は「神は再び生かす」という世界が用意されていると語っています。
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(2)「再びわたしを生かし」
詩篇の記者がそう言えたのは、
「人生は不可解。なるようにしかならない」
と、あきらめて無抵抗になったからではありません。
重い悩みにあわせる同じ神が「再びわたしを生かし」て下さるという、それこそ無数の体験をしたからです。
彼は、神を信じて歩んできた長い人生を振り返り、様々な結果を体験した今、そのことを次のように言っています。
「わたしの口はひねもすあなたの義と、あなたの救とを語るでしょう。わたしはその数を知らないからです」
(詩篇71:15)
神の義と救が無数にあったということは、その前に、義とは反対の悪や偽わられた体験、救いが見えない悲惨な出来事を無数に味わったということです。
しかし、そのような中で、神様はやはり正しい裁きをする方であり、思いもよらない救いを用意していて下さる御方だということを彼は知ったのです。
神は一度死んだようになったこの私を再び生かして下さる。
この信仰が、現実の苦難を受け入れる力となっていきます。
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このことは理論で納得できることではなく、体験を通して得られるものです。
「まさかそんなことはないでしょう」
という前提、つまり逆向き信仰なら、そのようにしか見えません。
しかし、
「どこかで神は再びわたしを生かして下さる」
という信仰を持って逆境を耐え忍んでいる人には、神の救いの御手が天から差し伸べられるのが見え、
「神様、これですね」
と、その手をグッと握りしめ、約束通り引き上げられていくのです。
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あなたが今死んだような状態であっても、神は再び生かして下さる御方です。
神の救いの御手が来ることを信じ、力を蓄えていく日々を送って参りましょう。
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