今日のみ言葉【No.2562】(2021年 6月15日)「悪霊を追い出すメシアの権威」
イエスはこれをしかって、「黙れ、この人から出て行け」と言われた。すると悪霊は彼を人なかに投げ倒し、傷は負わせずに、その人から出て行った。
（ルカ4:35）
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あなたが神を信じ、聖霊の働きを期待しているなら、それと同じように悪霊の存在とその働きも信じなければなりません。
聖書は明確に悪霊の存在を認めているからです。
悪霊の追い出しは聖書に限らず、全世界でそのための呪文や迷信が見られます。
日本でも毎年行っているではありませんか。
節分の日に
「鬼は外、福は内」
と言って豆をまく行事です。
「豆（まめ）」は「魔滅（まめつ）」に通じ、鬼に向かって豆を投げることで「邪気を払う」というふうに考えると、節分の日の豆まきで日本人は古来から悪霊を追い出そうとしていたと考えられます。
今日の聖書箇所は、カペナウムの会堂でイエス様が悪霊を追い出したところです。
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イエス様が悪霊を追い出したのは、ご自分が救い主メシアであることを表すためです。
メシアなら、この世だけでなく、霊の世界の権威も持っているのが当たり前だからです。
逆に悪霊を制することができないのなら、その人はメシアではなくなります。
イエス様が悪霊を叱って、
「黙れ、この人から出て行け」
（ルカ4:35）
と命令すると、すぐにその人から出ていったのは、イエス様が父なる神から与えられている権威を行使し、それに悪霊が従わざるを得なかったことを示します。
ルカ4:31-37の箇所は、イエス・キリストのメシア性を証明する箇所なのです。
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現代の私たちがこの聖書箇所のような悪霊の出現に出会うことはまず無いでしょう。
しかし、嫌な気分に襲われ、落ち込んだり、否定的ムードの中を漂う時があります。
それらがすべて悪霊の攻撃だとは言えません。
精神疾患であれば適切な医療を受ける必要があります。
大事なことは、イエス・キリストがすべての権威を持ち、この方と共にいる時、私たちは解放され、自由となるということです。
「自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放して下さったのである」
（ガラテヤ5:1）
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この方と共にいる日々を続けて参りましょう。
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