今日のみ言葉【No.2551】(2021年 6月 2日)「心の貯金とは」
これこそ神であり、世々かぎりなくわれらの神であって、とこしえにわれらを導かれるであろう。
(詩篇48:14)
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経済評論家の勝間和代さんの友人が交通事故後に驚異的回復を果たされたそうです。
その秘密は普段から「筋トレ」をしていたこと。
傷ついた内臓や細胞を修復するのに、人間の体は筋肉を分解してその材料にあてるので、
「筋肉は体の貯金」
なのだそうです。
私たちの「心の貯金」は何でしょうか?
それは神が今までなして下さった恵みを繰り返し思い起こし、確信を強めることです。
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詩篇第48篇の記者はイスラエルの過去の歴史を振り返ります。
何度も外敵の侵入に脅かされ、被害を受けましたが、歴史を支配される神がその王たちを打ち負かされた歴史です。
彼の確信は
「神はとこしえにこの都を堅くされる」
(詩篇48:8)
というものとなり、賛美と感謝の祈りが捧げられます。
そして最終節でこの確信は未来にまで発展し、
「これこそ神であり、世々かぎりなくわれらの神であって、とこしえにわれらを導かれるであろう」
(詩篇48:14)
となって結ばれます。
ここで「とこしえに」、英語の訳では"to the end"となっている箇所は、文字通りには「死」です。
新共同訳聖書ではこの箇所を
「この神は世々限りなくわたしたちの神/死を越えて、わたしたちを導いて行かれる、と」
と訳出しています。
神は私たちがやがて迎える「死」を越えて、永遠に至るまで私たちを導いて下さるのです。
キリスト教信仰はこの世の祝福を味わうためだけにあるのではありません。
死の向こう側の永遠の世界を指し示し、それによって現在の生き方を変えさせる力のあるものなのです。
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あなたの過去にも大きな出来事があったことでしょう。
しかし、今生きているということは、そのひどい状況を通り抜けて来ることができたということです。
今振り返って、
「よくあんなところを、倒れもせず、やってこれたものだ」
とは思わないでしょうか?
そこに神の恵みの力づけがあったのです。
その神の恵みがあったことを繰り返し繰り返し思い起こすのです。
これが心の筋トレです。
過去の心の傷が多ければ多いほど、心の筋肉トレーニングの機会は増え、心の貯金は増えていきます。
少しずつ心を鍛え、いざという時に力を発揮できる者とさせていただきましょう。
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恵みの神が今日も共におられることを思い起こす一日となりますように…。
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