今日のみ言葉【No.2518】(2021年 4月20日)「神とのリレーション」

チュニジアの羊飼い

羊飼たちは、見聞きしたことが何もかも自分たちに語られたとおりであったので、神をあがめ、またさんびしながら帰って行った。
(ルカ2:20)

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カウンセラーにはクライエントの問題の核心を見抜き、適切な療法で解決する力が必要です。

しかし、最も大切なことは、相手との間にリレーション(relation)を作る力です。

リレーションがあるとは、クライエント側がこちらのことを、

「この人になら何を話しても大丈夫だ。教えられもせず、バカにもされず、直されもしない」

「何を言っても責められない」

と感じていただくことです。

たとえ百万人に責められても、このリレーションがあること、つまり、誰か一人でも自分のことを理解してくれる人がいれば、人は生きていけるものなのです。

幼子イエスを見つけた羊飼いたちは、この神とのリレーションを確認する祝福を得ました。

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素早く決断し行動した羊飼いたちは、人類で一番最初に神の子を礼拝できるという祝福にあずかりました。

ルカは、御使が言った言葉が正確に実現していたことを

「羊飼たちは、見聞きしたことが何もかも自分たちに語られたとおりであった」
(ルカ2:20)

と書いています。

羊飼いたちは、このことによって神との信頼関係、すなわち神とのリレーションを確立できました。

「神は約束を守られる方で、自分たちは神から忘れられていない」

この実感を得た彼らは、その後、

「神をあがめ、またさんびしながら帰って行った」
(ルカ2:20)

とあります。

神の子と出会ったからと言って、その晩、急に天からお金が降ってきたり、羊が倍に増えたなどということが起きたわけではありません。

彼らの生活は何一つ変わりません。

しかし、

「神は私を覚えていてくださるのだ」

という思いは、その後の人生を賛美にあふれたものへと変えるのです。

神と出会った人の人生は、賛美にあふれます。

経済的にも肉体的にも何一つ変化はなく、今日が昨日の繰り返しであったとしても、その人の人生は賛美と喜びの色に塗り替えられていくのです。

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神はあなたとの間にリレーションを作ろうとされています。

神の申し出を受け入れ、今日、神との間に橋を架けていただく日として参りましょう。

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