今日のみ言葉【No.2485】(2021年 3月 4日)「キリスト教イロハ(136)『パラダイス』」
イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」。
(ルカ23:43)
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ヒット曲でパラダイスといえば、光GENJIがローラースケートを履いて
「おいーでー、パラーダーイス」
と歌った『パラダイス銀河』とか、テレビ「オレたちひょうきん族」のエンディングで
「おいでパラダイス 夢のパラダイス ロマンティックな夜はふけて」
と流れていたEPOの『土曜の夜はパラダイス』とかの楽しい曲を思い出します。
パラダイスという語は日本では「楽園」という意味で通っていますが、聖書ではどうなのでしょうか?
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パラダイスは聖書が語源ではなく、元々はペルシャ語です。
イエス様は十字架についた時、悔い改めた隣りの犯罪人に対して、
「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」
(ルカ23:43)
と言われました。
ですから、パラダイスとは人が死後導かれて住む場所のことを意味しています。
ここは祝福の場所であり、神の完全な恵みの支配下でその祝福を享受する状況にあります。
ただし、片一方の悔い改めなかった犯罪人にはそのように言われていません。
つまり、誰もが死んだ後にパラダイスに行くのではなく、キリストを信じて罪ゆるされ、神から正しい人、すなわち「義人(ぎじん)」と認められた人だけが行く所なのです。
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聖書はこの点で非常に厳格です。
ルカによる福音書ではパラダイスは「アブラハムのふところ」と表現され、生前ひどい生活をしたラザロはここに入れられ、毎日ぜいたくに遊び暮していた金持は黄泉(よみ)で苦しい思いをしているという記事があります。
そして、両者には乗り越えられない断絶があります。
「大きな淵がおいてあって、こちらからあなたがたの方へ渡ろうと思ってもできない」
(ルカ16:26)
罪ゆるされ、罪なき者だけが天の御国のパラダイスに入るという聖書の主張の前に、私たちは身を低くして自分自身を点検しなければなりません。
イエス・キリストを救い主として受け入れた事実があれば、大丈夫、パラダイスは約束されています。
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『パラダイス』(作詞・作曲 岩渕まこと)
パラダイスは遠い南の島じゃなく
あなたの心の中にある
やさしい風が吹いてくる
イエス・キリストを知ってから
パッパッパ パラダイス
パッパッパ パラダイス
パッパッパ パラダイス
心の中に
ご本人が歌っているYoutube動画をご覧下さい。
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パラダイスに行けるという確信を持って、今日の一日も平安を味わいつつ過ごして参りましょう。
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