今日のみ言葉【No.1867】(2018年10月27日)「 強く、また雄々しくあれ(2)」
わたしは、モーセと共にいたように、あなたと共におるであろう。わたしはあなたを見放すことも、見捨てることもしない。
(ヨシュア記1:5)
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【部下をうつ病にできる魔法の呪文】というものがあるそうです(https://togetter.com/li/1279926)。
「やる気ある?」「なんでこんなこともできないの?」「何度も同じことを言わせるな」「ちゃんと考えた?」「真面目にやってる?」「前にも言ったよね?」「そんなこと常識でしょ?」「自分勝手にやるな→自分で考えてやれ!」「言い訳はいいからやって」
いやはや突き放されているようで、読むだけで気分が落ち込みます(苦笑)。
これらは昭和の時代に当たり前のように言われた言葉かもしれませんが、来年で平成も終わる今、こんなことを言えば逆にパワハラで訴えられるかもしれません。
次に【部下を復活させる回復の呪文】をご紹介します。
・ありがとう
・思うようにやってごらん、責任は一緒に持つから
・最近雰囲気変わってきたよね
・さすが、できる!
・あいかわらず頼りになるね
・昔は私もそうだったよ、一緒にやろう
・終わらせて早く帰ろう!
これなら身近で常にサポートされている感があって、勇気づけてもらえます。
さて、神がヨシュアに語った「強く、また雄々しくあれ」はどちらになるでしょうか?
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「強く、また雄々しくあれ」を聞いて落ち込む人もいます。
自分はそれほど強くないと思っている人です。
それなのに、無理にでも神様から強さを要求されていると感じると、神はパワハラの神としか思えず、必然的に神と疎遠になります。
逆に「強く、また雄々しくあれ」が凧を空高く舞い上げる上昇気流の言葉と感じる人がいます。
実力と実績があり、自信を持っている人です。
ですからこの言葉を聞くと、
「神様が太鼓判を押してくれている。よし、やるぞ!」
となります。
同じ言葉でも受け取り方が違うと、励ましとも脅しとも取れるのです。
大事なのは、神をどう捉えているかです。
神を
「まかない所から刈り、散らさない所から集める酷な人」
(マタイ25:24)
と考えた1タラントのしもべとなるのか、あるいは、
「主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」
(詩篇106:1)
と歌った詩篇の記者となるのか。
それは日々の生活の中で体験する神との関係で決まります。
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ヨシュアはカナンの地を前にして身震いていました。
多少は知っていても、ほぼ未知の土地です。どんな人がいるのかも実際当たってみなければわかりません。
神は彼らをそこに進ませようとしています。
何万というイスラエルの民の命は、ヨシュアの双肩にかかっていました。
身震いし、ひるみ、逃げ出したくなる気持ちにならないほうがおかしいのです。
しかし、ヨシュアには出エジプトの時から今に至るまで、40年間の神と共なる生活がありました。
「わたしは、モーセと共にいたように、あなたと共におるであろう」
(ヨシュア記1:5)
あの偉大な指導者モーセと共に神がおられ、数々の奇跡がなされたことを彼は目にしていました。
その同じ神が自分と共にいてくださると約束し、励ましてくださったのです。
そして、共にいるとは具体的に
「わたしはあなたを見放すことも、見捨てることもしない」
(ヨシュア記1:5)
ということだと、さらに後押しして下さったのです。
御心を行おうとする時、神は共にいて、決して私たちを見捨てることはしない。
この愛の神をじっくりと知ることが、あなたを前に進ませ、困難に立ち向かわせる力となるのです。
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Kさんは昭和の高度経済成長期に実業団野球で全国大会優勝を果たしたメンバーの一人です。
小学生のお孫さんが野球を始めたので、さぞ厳しい指導しているかと思いきや、
「毎日少しの時間でもボールに触り、バットを握りなさい」
と、スパルタ式とはかけ離れたやさしい言葉かけをしています。
お聞きすると、
「まだ小学生なのだから、技術的なことよりも良い習慣づけをしたい」
とのことで、なるほどと納得がいきました。
お孫さんは喜んでKさんとのキャッチボールに励み、少々きつい言葉があってもめげません。
なぜなら、おじいちゃんは自分のことを思って言ってくれているんだとわかっているからです。
みっちり練習につきあい、良い所はほめてくれ、遠征にも一緒に行って雑用係を引き受けてくれるおじいちゃん。
その人の言葉だから、たとえ厳しくても聞くことができ、その言葉によって力を得るのです。
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神はあなたを力づけて下さいます。
愛の神が共にいることを信じて、今日もチャレンジの一歩を踏み出して参りましょう。
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